概要
『サンサーラ・ナーガ』シリーズに登場する、かつて聖なる竜を伴い、人の世界と竜の世界を分けたと伝わる伝説の竜使い。
まるで福禄寿のような長い頭のボロボロの法衣をまとった老人で、一作目の舞台である亀の形のアクバーラ大陸外辺部には彼を模った巨大な石像が立ち並んでいる。
この世界の竜使いの祖であり「竜使い十戒」を定めたのも彼であり、世界中を放浪し目にかなった若者を弟子と認め、竜使いの証たる笛を贈るという。
アラビア語の定冠詞「アル」と、サンスクリットで獅子を表す「シンハ」を組み合わせた名、もしくは発売当時の人気サッカー選手アルシンドのイメージもあると考えられる。
『サンサーラ・ナーガ』では
漁村ミーナに逗留しており、主人公を強引に弟子とし、魚竜の退治と引き換えに笛を渡して竜使いへの道へといざなう。
主人公や竜が魔物や悪人の手にかかり、志半ばで倒れたときには辛辣な言葉と共に所持金と引き換えに助けてくれる。
飄々としており真意が分からないおちゃらけた言動も目立つが、旅の先々で竜使いになるための指針を示す。
主人公が立派な竜使いとなり封印された地に足を踏み入れると…
『サンサーラ・ナーガ2』では
物語開始時点では故人であり、第一階層のナーガ霊園に埋葬されている。
墓前に好物のヨーカンを捧げると目覚め、主人公に竜使いの装備一式を託した後、各地で老若男女や動物の姿を借り助言を与える。
なお主人公の旅を助ける立喰いチェーン「はらたま」の創立者でもある。