概要
大まかな作り方はカップ麺と変わらないが、大体の商品が「蓋を半分剥がし、かやくを入れて熱湯を注いで3分待って、湯切りしてソースを入れて混ぜてふりかけをかける」だけで「焼く要素が一切無い」ため、正確に言えば「湯切りソース味混ぜそば」と表現できるほど、商品のネーミングとしてはちょっとした詐欺である。
尚、エースコックが「本当に焼いた」カップ焼きそばを開発するにあたって、4年も掛かってしまった実績があるため現在は後継商品は存在していない。
カップ焼きそばにありがちな事
「だばぁ」現象とその対策
麺が戻った後で戻し湯をシンク等に棄てる必要が有り、湯切りに失敗して上記イラストのような事態になるのはよくあることだった。
近年では湯切り口の位置がフタ側から本体のカップ側に変更されたもの(湯切り時にフイルム状をはがすと、湯切り口が現れるタイプ)が主流であり、湯切り時に失敗する可能性はほぼなくなっている。メジャーなカップ焼きそばの中で上記イラストのようになってしまう恐れのある商品(フタ側に湯切り口のある商品)はペヤングやきそばが残っていたくらいである。
「だばぁ」しないペヤング
2014年12月の異物混入事件を切っ掛けとして、まるかた食品はペヤングの容器とフタを改良。他社製のカップ焼きそばと同様の物に変更した。
これによりペヤングでもだばぁはしなくなった。
新型は2015年6月から各地域で順次発売された。なお、この時に「新型ペヤングをいち早く食した」のは2015年6月5日放送の「ダウンタウンなう」にて「あと何分待てばええねん!」と糾弾していたダウンタウンの松本人志である(同番組は撮って出しに近い生放送であり、約5分遅れで松本が新型ペヤングを食する様子がお茶の間に流れた)。
湯切りのお湯がもったいない問題
「やきそば弁当」「焼そばバゴォーン」に代表される様に、北国のカップ焼きそばには「粉末スープ」が同梱されている場合が多い。「湯切り時のお湯の有効活用」という、非常に合理的な配慮であるにもかかわらず、本州で発売されている商品(「U.F.O.」などのポピュラーな商品)には実装されていない(物産展や限定入荷している店などで「やきそば弁当」などを購入する必要がある)。
現実的な解決方法として、北海道物産展が無くやきそば弁当を入手出来ない時期に筆者はマルコメ生みそ汁シリーズを常備している。クノールカップスープもいいかも知れない。
代表的な商品名
東洋水産
「マルちゃん やきそば弁当」(北海道エリアのみ)、「焼そばバゴォーン」(東北エリアのみ)、「俺の塩」
まるか食品
「ペヤングソースやきそば」シリーズ
日清食品
「やきそばできました。」(北海道エリアのみ)
エースコック
「大盛りいか焼きそば」、「JANJANソース焼そば」
明星食品
「一平ちゃん 夜店の焼そば」
関連イラスト
関連タグ
最強銀河究極ゼロ:18話はカップ焼きそば回