概要
東洋水産が生産・販売を行っている。北海道限定のカップ焼きそば(もっともご当地キャンペーンなどで期間限定で北海道以外で売り出されるケースもある)。
北海道を代表するソウルフードのひとつとして知られており、道内のスーパーやコンビニでは必ずと言っていいほど並んでいるほか、道内の土産物店でも売られていることがある。
販売開始は1975年。
商品名の由来は、「一緒に入ってる中華スープの分だけ容器が大きくなり、弁当箱のように見える」からこの商品名となった。
普通のソース味以外に、たらこ味・特濃甘口・あんかけなどバリエーションも豊富。
そのうちの1つであるでっかいやきそば弁当はペヤングの超大盛と同じく麺が2玉入っているが、麺の量が何とペヤングの超大盛よりも20g多い。
道内では地元出身のタカアンドトシによるCMが流れている。過去には明石家さんまや今田耕司、山田孝之などがCMに出演していた。
中華スープの秘密
先述の通り、やきそば弁当には中華スープ(フレーバーによってはコンソメスープかイタリアンスープだったりする)が同梱されているが、これは粉末タイプであり飲むためには当然お湯が必要となる。
では、そのお湯は何処から調達するか?
中華スープを溶かすお湯は、実は麺をほぐすために入れたお湯を使うのでとっても合理的。
姉妹品
東洋水産では、これの姉妹品として、焼そばバゴォーンを製造、東北地方および長野県と新潟県で販売している。
パッケージと、同梱しているスープがわかめスープに差し替えられていることを除けば、焼きそば弁当とほぼ同じ。
1979年3月に販売開始。スープが付くようになったのは1981年からで、元々はやきそば弁当同様中華スープだった。わかめスープに変更になったのは1985年からである。
元々は(北海道を除く)全国で展開していた。しかし営業力が弱く、東北地方および長野県と新潟県以外では定着せず、販売打ち切りに追い込まれてしまった。
定着しなかった地域では、代替商品として「昔ながらのソース焼そば」が開発され、こちらは2020年12月現在製造・販売中。なお、この製品、やきそば弁当および焼そばバゴォーンと併売されているが、一時期やきそば弁当および焼そばバゴォーンを売っていない地域向け商品となっていた時期がある。
関連タグ
リボンナポリン…本商品と双璧をなす、北海道のソウルドリンク。