解説
名無しの張り巡らせた策謀によって罠に掛かり、まなに施されていた呪の力によって魂すらも消滅するという形で命を落としたねこ娘……。
鬼太郎やまなたちを始め、TVの前の子供から大きいお友達を含めて誰もが彼女の非業の死に強い衝撃と共に深い悲しみ、そして戸惑いを覚えただろう…。
そして名無しとの決着を描いた6期鬼太郎の第1部の最終回ともいえる第49話の終盤、そんな悲しみを払拭し、そして傷を癒すかのように鬼太郎の計らいでねこ娘がみんなの元へと帰って来た。しかも何故か子供の姿となって‼
一応、補足しておくとまなに施された術によってねこ娘の魂は無に帰したかと思われていたが、実際には地獄に行っていただけ(生前の行いが悪かったとかではなく、恐らく術の力によるものと思われる)の様で、彼女の死に嘆き悲しんでいたまなの為にわざわざ鬼太郎が閻魔大王に直談判して現世に復活させてもらったのだが、都合によりひとまず幼女の姿まで戻ってしまったというのが理由なのだが、この予想の斜めを行くような展開はまなは勿論、視聴者も驚かされたに違いなく、喜び半分、戸惑い半分の気分に陥った人たちは多いかもしれない…。
まぁ、今までの大人びたねこ娘の姿から、原作に近い容姿になったと言われればそれまでなのだが…。