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概要

モンハンの世界で非常に珍しいとされるモンスター。

別名「幻獣」とも呼ばれ、ゲーム内でもランダムでしかクエストが出現しないほど(ちなみに、これは他の古龍にも当てはまる)。

銀色の馬のような姿をしており、額には一本の角が生えている。外見的な特徴はユニコーンに近い。

たてがみなどの体毛を持ち哺乳類のような印象を与えるが、皮膚は鱗状であることが確認できる。

その名前や風貌、能力から、プレイヤー間では伝説上の動物麒麟がモデルと言われることもある。

跳躍しながら駆け回る動作はケルビに似る(プレイヤー達からケルビステップと呼ばれる)。そのため、オンラインやネットワークの会話などでプレイヤーに「ドスケルビ」と言われることがある。

しかし、より素早く、落雷を自在に操り、額に生えた角と身体に纏った電撃でハンターを攻撃する。

怒り状態では身体に電流が走り、突進攻撃などで攻撃する。

小さな体格だが非常に堅く、ほとんどの武器を弾いてしまう。しかし弱点の角はやわらかい(MH4では部位破壊が可能となった)。

属性攻撃に対しても高い耐性を持つが状態異常の耐性がやや低い。

古龍であるため罠は一切通用せず、本体が落雷を操る都合で当然と言えば当然だが、閃光玉や麻痺関係は無効化される。

下位と上位以降では体格差が大きく、倍以上の差をもつ個体も存在する。

MH4にて久々に登場したと思ったら、氷属性の攻撃を繰り出す亜種(下の画像)もいた。

その後もMH4GMHXXでもG級難関クエストの対象とされている。

MHWでも続投。

★5クエストで下位個体、上位フリーなどで上位個体、ハンターランクを解放するクエストや解放後の調査クエストで歴戦個体が討伐対象として対峙することになる。

モーションに1~3列放電攻撃が追加され、威力もお察しの通り。

更に今作では古龍の特殊能力として、自らに落雷を落とし、身体に電気を纏って胴体の肉質を大幅に硬化させる能力を備えており、この状態では胴体に対しては斬れ味が青ゲージでも弾かれ、ガンナーのあらゆる弾や矢を弾く。

ちなみに放電攻撃はガード強化スキルが無ければ防げない。

ケルビステップ時や歩行時の小規模落雷以外にも蹴り上げや角を使った近接モーションもあり、ダッシュにもダメージ判定がある。

蹴り上げは中々痛々しいことになり、歩行時の落雷は着弾がランダムなので、理不尽に直撃することがまれによくある。

  • 歴戦個体

HR50以上のランク解放のために討伐が必須であり、ストーリーのネルギガンテリオレイア亜種のようにプレイヤーを振るいに掛ける強烈なストッパー。

これをクリアしなければ歴戦古龍クエストや古龍装備のカスタム強化が不可能。

早いとこクリアしたい所だが、ただでさえ攻撃力が異常なキリンを更に強化した個体であるため、雷撃が直撃した暁には解放前のランクで揃えられる防具のどんな防御力の数値でも殆ど意味を成さない。

仮に防具を400台手前まで強化し、硬化薬+料理で体力MAXにしても移動時などの小規模の落雷が直撃すれば体力の半分以上は軽く持っていかれ、大きく振りかぶったり範囲攻撃など隙が大きい大技に至っては400台でも9割~即死が当たり前のレベル。

体力の装衣ですら各種落雷の1~2発の直撃で使い物にならなくなる。

故にマルチプレイでも高確率で誰かが乙るのは日常茶飯事。

更に追撃や起き攻めすら狙ってくるうえ、気絶や痺れで行動不能に陥れてくるため、火力より耐性スキルを積んで挑む方が優先される。

クエストをいくつかクリアする必要があるが、先述の★5のキリンクエストをクリアすると耐雷の装衣、ナナ・テスカトリ関連のクエストを一通り済ませれば転身の装衣が手に入るので、保険の為に取りに行くことをオススメする。

現在では熟練ハンターが救難で来てくれるようになったため、難易度は下がっている。

  • 歴戦王

歴戦個体の中でもとりわけ危険度が高い個体。

HR50以上且つ期間限定でのみ討伐に赴くことが可能。

メタリックな見た目になり、ツノや一部落雷の範囲が広くなっているほか、体力と攻撃力が上昇しており、落雷のダメージは勿論、角や突進のダメージも中々エグいことになっている。

今までの戦法は一応通用するが、当たらなければどうとい(ryと麻痺や気絶耐性を積まずに舐めて掛かると速攻でネコタクコースになる。

討伐するとキリン防具γシリーズの作成に用いられるチケット素材が手に入る。

あれこれ

歴戦キリンの後を付けると歴戦の痕跡が多数見つかることを利用し、敢えてクリアを目指さずにストーカーして歴戦古龍の調査クエスト集めに活用する手段が存在する。

    • 調査レポートは必ずしも痕跡を残した対象のものが発生するわけではないランダム制
    • 移動が徒歩で瘴気も熱気もなく、他のモンスターが出ないため追跡しやすい
    • 攻撃しなければ敵対しない

などの性質を利用したメリットがある。

MHFで登場した特異個体は、何とほぼ瞬間移動と言っても過言ではないような勢いでの突進も繰り出してくる。さらに剛種は時間差でそれを3連続で出してくるので、初見ではまずかわせた人は居ないだろう。

因みに、MHFでは怒り時に赤い稲妻を纏うと共に、自身の影も赤みを帯びる。先述の『黒い』亜種のことも相まって、あの可能性の獣を連想した人も少なくないのではないだろうか。流石に角は割れないが。

そして、もしも「希少種」が現れるようなことがあれば…下手したら全身金色だ、なんてことにもなるか…?

余談

  • ちなみに古龍種だが、どう見ても龍ではない。

それは研究者が古龍種のことを「生態系から大きく外れたものの総称」と定義しているため。

同様に龍型ではないモンスターにヤマツカミなどが当てはまるが、キリンが古龍種に分類されるようになったのはMH2からで、それ以前は分類不明の生物という扱いであった。

  • このモンスターを素材にした防具(キリン装備)にも、「キリン」タグが付けられることがある。
  • 2014年は午年ということもあり、(厳密には姿が似ているだけであって馬ではないのだが)キリンを描いた年賀イラストが数多く投稿された。

関連タグ

モンスターハンター モンハン 古龍種

キリン装備

ラージャン(※『好物:キリンの角』というスーパー牙獣種)

他の記事言語

Kirin

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