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「マリア兵器だもん!」とは、ゲーム『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』のキャラクター『マリア・ラーネッド』が発した名言である。

概要

先祖代々ドラキュラと死闘を繰り広げてきた「ベルモンド一族」の血を引くヴァンパイアハンター「リヒター・ベルモンド」はドラキュラ討伐に向かう途中、捕らえられていた少女を救出する。

「マリア・ラーネッド」と名乗ったその少女はベルモンド家の遠縁の娘であり、志を同じくする仲間として同行を申し出るが、見るからに年端もいかない少女であったため、リヒターはやんわりと拒絶した。

それをバカにされたと感じたのか「マリア平気だもん!」とむくれるマリアであった。

以降はマリアがプレイヤーキャラとして選択できるのだが、いかにも囚われのヒロインといった風貌とは裏腹に現役のヴァンパイアハンターであるリヒターを圧倒的に上回る高性能であったため「平気」どころか「兵器」だったと語り継がれるようになる。

ちなみに主人公に匹敵、あるいは凌駕する性能を持つ女魔法使いがプレイヤーキャラとして使用可能なのは悪魔城シリーズの密かなお約束である。

また『奪われた刻印』では、正にその女魔法使いそのものを主役に据えている。

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