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概要

上から落ちてくるブロックを積み重ね、横ラインを揃えて消す。ただそれだけの作業を無限に繰り返す。

無心に繰り返す。ただただブロックを消していく。

途中「なぜ、私はこんなことをしているのだろう?」と考えるも今まで積み重ねてきたスコアの事を思いブロックを消していく。

指の感覚がなくなってきても止めどなく降り続けるブロック・・・。

途中、縦棒が来てほしかったのにZ型3連続で涙を流した(とはいえ、最近のテトリスではほとんど起きえない)。

やっと縦棒が来たと思ったら、操作ミスで横向きに配置してしまい涙を流した。

それでも私達はブロックを消し続けるのだ。そこにブロックが在る限り・・・。

という悟りを開ければ、君も立派なテトリス神だ!

ちなみに、名称はテトロミノ(ドミノの四個版)+テニスらしい。

(モノ(1)リス→テト(4)リスといいたいところだがスペルが違う)

また只々不毛なだけではなく、一定の得点やハイスコアを更新した時にちょっとしたムービーが見られるものもある。

ブロックの名前

Wikipediaによると、テトリスのブロックのことは「テトリミノ」と呼ばれる。

以下は、各テトリミノの通称と特徴を紹介する。

みんな大好き、I=棒

J=「﹁」の形

L=Jの真逆

おそらく、一番の嫌われものO=「田」の正方形。回転させても意味がない。

S=水平に置くと、左上と右下が漥んでる形

T=「凸」の形。現行ルールではT-Spinというルールがあるため戦術の要になる。

Z=水平に置くと、左下と右上が漥んでる形

ライセンス

1996年にザ・テトリスカンパニーが設立され著作権を一括管理する事で様々な機種にテトリスを出す事ができるようになった。

それ以前は旧ソ連の外国貿易協会(ELORG)という機関が管理していた。イギリスのミラーソフトという会社がハンガリーの会社を経由してライセンス契約をしており、当時のテトリスはここからライセンス契約(の又貸し)していたのだが、任天堂ゲームボーイのテトリスを出す為になんと直接ソ連に渡航してELORGからライセンス契約を締結したのである。ちなみに時はまだ冷戦下であった為、交渉に向かったエージェントにはソ連の公安職員が常に付いていた中での緊張下におかれた交渉だったという。

実はミラーソフトが契約したのは「PCゲームのみ」の契約であった為、本来は家庭用ゲーム機アーケードゲームではできないものだったのである。

ミラーソフトからのライセンス契約をしていたセガメガドライブ版を完成・出荷目前にして発売中止を余儀なくされてしまい、同じくテトリスを販売していたテンゲンも任天堂相手に訴訟したがテンゲンのテトリスはミラーソフト経由のライセンスだった為権利がないとの判決が下された。

この時は半ば任天堂の独占の形になってしまったが、考え方によってはミラーソフト経由でそのままいってた場合には万が一著作権でモメた場合は旧ソ連と日本で国際問題に発展する可能性もあったとも考えられる。

詳細は不明だが、バーチャルコンソールのテトリスは現在配信終了しており、バーチャルコンソールにもライセンスが有効な期間があったと推測される。

その後、メガドライブミニ最後の一本として幻に終わったメガドライブ版テトリスが復活。

なんと当初のものではなくアーケード版の完全再現という気合いの入れ方である。

音楽

テトリスの音楽といえば、皆が口を揃えて答えるのがロシア民謡の「コロブチカ」であろう。

テトリスといえばコロブチカ、コロブチカといえばテトリス(もしくはフォークダンス)と言われるくらいである。

ただし、テトリスによってはコロブチカのアレンジが異なるものもある。

ちなみにゲームボーイのテトリスのBGMのTYPE-Aはコロブチカであるが、通信ケーブル同梱版のものは何故かTYPE-Aがメヌエットになっている。

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テトリスの編集履歴2019/06/05 17:10:46 版