概要
『2』から登場する新キャラクター(ただし、2016年のエイプリルフールの際、当時の公式LINEに画像のみ出現したという情報がある)。某掃除機と同じく名前の由来は女神だが、こちらは少女の姿で、愛称はミネル。
『2』タイトルコールと予告では彼女と思われる儚いボイス台詞が存在する(CV不明)
メインストーリー「エピソードキラル(以下EPキラル)」で案内役を務める。湊小春、隼坂翠、そしてキラル世界の未来を変えるべく、隊長たちと共に彼女たちの物語を見届け、選択肢を隊長に委ねる。
ミネル自身もキラル世界の核心に関わる最重要キャラクターで、彼女自身もある問題を抱えていた(これはEPキラル最終話にて解決した)。
その出自には多くの謎が残されているが、今のところほとんどの隊長が善人と考えている(後述)
ミネルのエテルノ生活
『スクスト2』起動時点から既にエテルノに居候している。NPCであるため、主な出番は告知エピソード。しかし、小春対話編では普通に声付きで登場する。
2018年は問題未解決の状態だが、本編の神々しさと怪しさがなくなり、親しみやすい女性として振る舞う。が、同時に「少女たちの美しい姿を見ることが大好き」という残念な趣味が判明され、水着とマイアレンジコンテスト関連エピソード、そして声付きの対話編では異様なハイテンションを見せる(当人はあくまで「隊長のためだ」と言い張っている)。
2019年の五周年マイアレンジコンテストでは「儚い美少女が有名な大型カメラでメンバーたちの写真を取る」という妙な構図になった。
ちなみにこのカメラ、2018年2月デート服告知エピソードの高嶺アコも使っていた。
そして小春との対話編はもちろんボイス付きで登場し、例のごとく醜態を晒している。湊小春との相性は良さそうである。
対話編の存在などから、今後実装される可能性もある。
謎
この先、EP1、EP3、一部イベントストーリー、およびスクールガールストライカーズの非常に重大なネタバレが含まれています。
前述の通り、2019年3月時点までは、全ての隊長が「ミネルは善人である」と考えていた(6月時点でもほとんどの隊長がそう考えている)。しかし、不知火ハヅキへの召喚獣を授ける様がエンドに酷似する他、実はスクストの今後を左右する可能性すらある、ある根本的な設定を変更している。
それは、他ならぬ湊小春のストライカー入りである。
また、イベントストーリーなどをよく読み返すと、ところどころ、不自然な言動も見られる。
ここからは不明点も多いため筆者の推測も混ざるが、筆者が思う不自然な点をいくつか挙げて、順を追って説明しよう。
・時空管理局の態度の変化
EP3によると「2018年4月時点でプレイアブルのストライカー」には、ある共通点がある。全て「神装世界」の転生である点だ。
実はこれは時空管理局の意向でもあり、雨森このえおよび時空管理局の起源であるIF世界で戦う「IF部隊」のメンバーに相当する人物をエンドが神装世界で利用したために、逆にこれを転生させて、全ての平行世界の歪みを直すための戦士にする、という「エテルノ計画」に基づくものである。
時空管理局が「キャラメル・スピカ」を解散させたのも、キャラメル・スピカが神装世界やIF部隊と無関係だったことが理由である。
また現時点では語られていないものの、「アプリコット・レグルス」が参戦しなかった理由も、これと同様であると考えられる。
つまり、少なくとも2018年5月までは、時空管理局は、これ以上のストライカーを追加するようなつもりはなかったことになる。
しかし2019年4月9日、前々から仄めかされていたとはいえ、神装世界ともIF部隊とも関係ない湊小春のプレイアブル化(つまりストライカー入り)が決定した。そして奇妙なことに、このことは時空管理局が公認している(流石にキャラメル・スピカ同様内部で揉めている可能性は無きにしもあらず)。これは、約一年前の時空管理局の立場と矛盾する。
この一年で何があったのか、現時点では何も解っていないものの、小春がエテルノに現れた際のティエラやミネル本人の話から推測すると、何らかの形で「ミネルが時空管理局に働きかけた」と考えると、ある程度辻褄が合う。
時空管理局のセキュリティーをすり抜けて直接干渉するという行為自体が、既にミネルが只者でないことを示しているが、本当に干渉したのかについてや、どこからどこまで、具体的に何に干渉したのかについて等、現時点では何も解っていない。
・隊長の「意識」に直接アクセスする
2018年4月、初めて姿を現した時に見せた能力の一つ。アクセスされた「意識」は、「時の分水嶺」という境界らしき所に飛ばされ、そこで姿を見せた。
この際、ミネルは複数の不可解な言動をしているが、この段階で彼女の異質さに気づいた隊長はいなかった。以下に列挙する。
1 初見にも関わらず隊長の名前を識っている
2 期間は不明だが、長期に渡り隊長を喚び続けていたと発言
3 隊長の「意識」を欲している(口にしかけていた)
4 同時に多数の隊長に接触
5 初見の存在にいきなり一つの世界(キラル世界)の命運を託す
6 上目遣いや視線逸らしが目立つ
7 以上の特徴を持ちながらエテルノで実体化したにも関わらず、誰にも怪しまれなかった
特に二番目に関しては、2016年のエイプリルフールに公式LINEに突然現れたというミネル等の画像との関連も指摘されているが、確証はない。またこの時までエテルノとキラル世界との関連は一切なかったことも、一番目の不可解さを際立たせている。
なおEPキラルの最後に、この時の分水嶺にキラル世界のモルガナが姿を現しているが、これについてはモルガナ(スクスト)に詳しい。…はずである。