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概要

FCバルセロナは、スペインバルセロナを本拠地とするサッカークラブチーム。

リーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオンに所属。

クラブカラーは青と臙脂(えんじ)、ホームスタジアムはカンプ・ノウ。

同国内リーグ制覇26回、チャンピオンズリーグ制覇5回を誇る欧州屈指の名門チームであり、主要タイトル三冠を達成したスペイン唯一のクラブにして、それを2回達成した欧州唯一のクラブである。

また、現在においても非常に珍しい、会員費で運営されているクラブでもある。野球に詳しい人に説明すると、広島東洋カープのようなもの。

その為スポンサーが付く事が無く、つい最近までユニフォームにスポンサー企業のロゴが印刷されていなかった。今現在はユニフォーム前面に楽天のロゴ、ユニフォーム背面にユニセフのロゴが印刷されている。

特にカタルーニャ地方の象徴としての面を合わせ持ち、サッカークラブの枠組みを超えた存在として扱われることも多い。

愛称はバルサ。pixivのタグではバルセロナもよく使われる。

キャプテン翼の主人公、大空翼が所属しているチームという設定であり、これに対してFCバルセロナと長年の対立関係にある同国のサッカーチーム、レアル・マドリードの会長が「なぜ翼をうちに入れなかったのか」という公式声明を発表した事でも有名。

プレースタイル

サッカー史に残るレジェンドの1人、ヨハン・クライフの意思を受け継いだ4-3-3をベースに、攻撃的な布陣となっている。

欧州サッカークラブの中でもクラブの理念とするプレースタイルが最も明確なチームの一つ。ボールポゼッションを重視し、「攻撃的でスペクタクルなサッカー」を標榜する。

とりわけ圧巻なのは08-09シーズンから監督に就任したジョゼップ・グアルディオラが打ち出した超ポゼッションサッカー「ティキ・タカ」である。ボールをワンタッチプレーで回し、選手間でボールが行き来する様子を擬声語で表したスタイルで、FCバルセロナだけでなくサッカースペイン代表においても用いられていると言われる。

ライバルのレアルが得意とするカウンターサッカーとは対照的に、ある程度攻め急がず、リスキーなパスを選択することなくセーフティにボールを回していく。DFのテクニックも高いため、GKも織り交ぜて極端に低い位置からでもボールポゼッションすることができる。

しかしその反面、敵陣に乱れが生じたかと思えば一本のパスで劇的に裏を取ったり、サイドをドリブルで崩したりと、アタッキングサード以外でも攻撃力を発揮する。

アタッキングサードではダイレクトパスをふんだんに使って密集地帯を突破するのが十八番。相手のペナルティーエリア内で何本ものパスが飛び交ったときは、バルセロナの得点が近いことを意味している。

布陣としては4-3-3だが、両サイドバックが高い位置取りをするため、3-4-3もしくは2-5-3のようになることもしばしば。攻撃陣がかなりの頻度でポジションチェンジを繰り返すため、FWが中盤まで下りてきてボール回しに参加したり、MFが前線に張るなど、攻撃のバリエーションは尽きることがない。

他クラブとの関係

レアル・マドリード

自他共に認める公然のライバルチームであり、いちサッカークラブとしてのみならず、地域性、政治性的にも長年の対立関係にある。

首都マドリードに本拠地を置くレアル・マドリードは、その名前「レアル」(王立の、英語で言うroyal)からも見て取れるようにスペイン中央政府の庇護を受けてきたクラブであり、独立運動も盛んなカタルーニャ民族の象徴とされるFCバルセロナとは非常に折り合いが悪い。

2クラブ間の試合は「エル・クラシコ」と呼ばれ、伝統の一戦として世界中のフットボールファンが注目する大一番とされる。

RCDエスパニョール

バルサと同じくバルセロナに本拠地を置くサッカークラブ。同クラブ間の試合は「バルセロナ・ダービー」、もしくは「カタルーニャ・ダービー」と呼ばれる。

関連タグ

乾貴士:SDエイバル所属時の2017年5月21日、リーガ・エスパニョーラ最終節の試合で、カンプ・ノウでバルセロナから2得点を挙げた。(試合は4対2でバルセロナの勝利。)

久保建英バルセロナの育成組織出身FC東京でプロデビュー、2019年にレアル・マドリードが獲得。

安部裕葵鹿島アントラーズ所属。2019年7月にバルセロナからオファーが正式に来た

因みに3人ともサッカー日本代表の経験があり、久保と安部は2020年の東京オリンピック代表候補でもある。

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編集者:no6173
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