概要
ジョゼップ・グアルディオラは、スペイン、カタルーニャ地方出身のサッカー指導者。
FCバルセロナのホームスタジアム「カンプ・ノウ」から100mと離れていない学校に通っており、13歳の頃には下部組織に入るなど生粋のバルセロニスタであった。
現役時代のポジションはミッドフィルダーであり、着実にバルセロナで選手としてのキャリアをスタートさせると、20歳になる頃にはレギュラーとして定着。以降バルセロナの主要選手として長きに渡り活躍を残す。
現役選手引退後はバルセロナの二軍「FCバルセロナB」で指導者としてのキャリアをスタートさせると、就任一年で4部リーグから3部リーグへと昇格。
この翌年、監督歴1年という短さで名門FCバルセロナのAチーム監督に就任する事となった。
就任一年目の初めに、それまでバルセロナの看板選手であったロナウジーニョとサミュエル・エトーを構想外にすると宣言し、結果として就任1年目にしてスペインサッカー史上初となる3冠達成を果たした。
翌シーズンもヨーロッパ新記録となる「勝ち点99」でリーグ優勝を果たし、宿敵レアル・マドリードとの直接対決で史上初めて4連勝を記録した監督となる。
以降バイエルン・ミュンヘンの監督を経て、現在マンチェスター・シティ監督を務める。
特徴
サッカー指導者としても稀なレベルの「戦術オタク」である。
バルセロナの哲学と合致するポールポゼッションを標榜し、試合全体をコントロールする事を好む。