はじめまして、指揮官!私はクリーブランド、海上の騎士だ!時は金なり――さあ、休んでる暇はないぞ!
ふふん、いい概要!
ブロンドのロングヘアにサイドテール、勝ち気な表情を際立たせる真っ赤な瞳を持った子。白のクロークが特徴的で、立ち絵でめくれあがったミニスカートからは紐パンの紐がチラリと見えている。兄貴だの何だの言われているが、彼女はとても可憐な女の子である。CVは堀籠沙耶。建造、ドロップで入手可能だが、Sレアな上キャラが多い小型艦のコーナーの子なので割と出ない。
基本的には勝ち気で男勝りな性格をしているからか、指揮官からは「クリーブランド兄貴」と呼ばれるほど。しかしその扱いは本人は不服らしく「女の子なんだぞ」ととってもとっても可愛く反論している。
クリーブランド兄貴姉貴
兄貴呼ばわりは公式で指揮官が言っている(から反論している)のだが、それを抜きにしてもやはり兄貴と言いたくなるほどの兄貴っぷりを見せるのが彼女である。実際に次女コロンビア、三女モントピリア、四女デンバーら27隻(基準によっては29隻)姉妹艦を持つ軽巡洋艦のネームシップという事もあり、多くの妹を持つ長女である。それ故か、非常に世話焼きな一面と、大量の妹を養うためかお金にがめついもう一面を持つ。
お金のがめつさは、出会い頭に時は金なりと言い飛ばし、SDイラストの待機モードで勝手に眼に$マークを浮かべてよだれを垂らすほど。任務等の資金が手に入るモノについても「儲かる委託」「ボーナス」と楽しそうにしている。
世話焼きっぷりについては相当。出撃が終わって帰還した指揮官にねぎらいのマッサージをしてくれたり、失望されない限りは指揮官の悩み事を快く訊いてくれる器量の深さを見せる。
そして、戦場での彼女は言うまでも無い兄貴である。一気に纏めて相手してやると言い放ち、後述の高性能で実際に無双して帰ってくる姿は兄貴というほかない。ブーゲンビル島沖海戦にて、日本艦相手に数的不利を強いられる中で激戦を繰り広げ、味方を撃沈される事なく完全勝利を遂げたという史実面からして、兄貴と呼ばれる事は決定づけられていたようなものである。
そして木が好きという理由から、盆栽が趣味という渋さは兄貴っぷりを加速させている。
また、勝利時にサングラスを付ける子の一人。ドットサングラスをモノにしたその似合いっぷりはやはり兄貴の風格である。ちなみにサングラスは「ドヤ顔」を意味する海外のネットスラング。大本を言うと「サグ・ライフ」というヒップホップ用語にかけた「自分のやりたい事を躊躇せずやり遂げる漢の生き方」を意味する。つまりクリーブランドはサグ・ライフを実践している兄貴なのである。
ちなみに、風呂に入る時もサングラスをつける。その入浴姿は兄貴を通り越して最早オッサンとも言える。気になる指揮官の方々は是非ご覧あれ。
・・・と、ここまで彼女の兄貴っぷりについて語ったが、彼女はとても可憐な女の子である。見た目だけじゃなく、指揮官と一緒にいるときの言動の節々にも女の子らしい一面がチラチラと見える。そのギャップに惚れた指揮官は是非ともそのまま彼女を愛して欲しい。その愛に彼女は絶対に応えてくれるからである。
故に多くのプレイヤーはそんな彼女に敬意を表して「クリーブランド兄貴姉貴」と呼ぶのである。
性能、自信あるぞ!
まず、Sレア(大嘘)である。Sレアとは思えない破格の強さを持つ。
彼女を一頃で表すなら「器用」。器用だと器用貧乏になるのがゲームの器用キャラの宿命だが、彼女はそれを殴り倒し、その器用っぷりを見せつける。
基本的に耐久・火力・装填(リキャストの短さ)・回避、全てにおいてSSを含めた全軽巡洋艦の中でもトップクラス。Sレアで、である。対空だけは低いがスキルで補うという器用さを持つ。
スキルは3つ。「強襲指令」、「対空配置」、「全弾発射」である。
「強襲指令」はメンバー全員の火力を上昇させるというもの。全員である。全員の火力を底上げするため、後衛の戦艦や空母のリキャストと発動のタイミングが重なれば、ただでさえ強力な主力の攻撃が恐ろしいモノとなる。欠点として効果の重複は無いため、同じスキルを持つ艦と編成すると腐るときもある事。
「対空配置」は、彼女の火力を下げる代わりに対空を強化する個人スキル。カテゴリ中では低いとはいえ、ただでさえ対空値が高めの軽巡カテゴリーの子である彼女の対空が一気に上がるため、並み居る艦載機は一瞬で消し飛ばされる。対空要員としても優秀である。
「全弾発射」は集弾性のいいダブルショットの連続。真正面に立ってボスの体力を削るときにはとても頼りになる。
・・・と、性能、スキル構成、なにもかもが綺麗にまとまった器用の塊。これくらい器用で無ければ29姉妹の長女はやっていけないのだろう。
そんな圧倒的すぎる力をして、誰が呼んだか三幻神。そのひと柱に数えられている。流石兄貴である。
ただし、現在では燃費を除いてほぼ完全上位互換のモントピリアが恒常建造に実装済み。
あちらを先に引いた場合でも、頭数合わせとしては十二分に強力なのは救いか。
ふふ、これが史実の成果ってやつだ!
ニューヨーク造船所にて1940年7月1日にて起工、1941年11月1日進水、1942年6月15日就役。
1937年の軍縮条約の失効に伴い、巡洋艦の保有制限が解除された米国が建造した大型巡洋艦である。
全長は186m 排水量は14,131トン。この数値は重巡洋艦である高雄型より大きい。
え?何故軽巡洋艦なのかって?答えは「主砲は6インチ(約15.2cm)以下だから」だ。
装備に関しても砲数が多い米国艦の例にもれず、三連装主砲4門(前後に2門ずつ)に連装副砲6門(前後に1門ずつ、さらに艦橋周辺の左右にも2門ずつ)、さらに大小多数の機銃や機関砲を備えるなど、字面だけ見れば戦艦並みの砲塔ガン積み構造である。
高雄型よりもさらに大型であることも踏まえると、主砲口径を考えなければ小振りな砲撃戦艦といっても差し支えないかもしれない。
「妹が多い」と話しているが、これは当初は4隻のみの建造だったが、計画変更とともに建造予定数がガンガン増え、終いには合計52隻という大量建造が計画されたことに由来する。
本級として完成したのは約半分の27隻だが、発展級に転用されたものを含めれば29人姉妹となる。
…週刊駆逐艦の175人姉妹といい、米国軍は本当に頭がおかしい。
如何に主砲口径が軽巡クラスだとしてもこれほどの砲をガン積みした大型巡洋艦を29隻も完成させた米国軍は本当に本当に頭がおかしい。
そんな彼女は1942年の就役から終戦まで、上陸支援、艦隊護衛、水上戦闘、対地艦砲射撃と様々な任務に従事し、US Navyのワークホースとして、縁の下の力持ちとして、勝利の下支えをした艦である。
様々な戦場を転戦しては戦果を上げ、傷ついてもオーバーホールの後に復帰し、戦争終盤は捕虜輸送の任務にも就いた。授与された海軍殊勲部隊章と13個の従軍星章はその功労の証だろう。
晩年はハードワークが祟ったか、次第にガタが来てしまい、フィラデルフィアで不活性化されて1947年2月7日に退役。除籍後は売却され、スクラップ処分となった。
幼女になったんだ!
2019年5月30日、中国におけるこどもの日(6月1日)を控え、本艦を幼女化(アズールレーン)したリトル・クリーブランドが実装された。
詳細はリトル・クリーブランド(アズールレーン)を参照。
関連イラストが待ってるんだ。そっちにかまっている時間はない
関連タグの選択に後悔しないことだ!
軽巡洋艦 大家族 長女 兄貴 アニキ 姉貴 ドットサングラス リトル・クリーブランド(アズールレーン)
ウィチタ(アズールレーン) プリンツ・オイゲン(アズールレーン) ワシントン(アズールレーン) サングラスをかける同盟
ヘレナ(アズールレーン) ウィチタ(アズールレーン) 三幻神メンバー。ちなみに全員Sレアである