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オビコの編集履歴

2019-07-12 23:16:01 バージョン

オビコ

むらをあいしたようかい

『ウルトラマンティガ』第27話に登場した妖怪。此処では「影法師」と「たぬきの和尚さん」についても記述する。

データ

身長50m
体重4万2千t
別名妖怪
出身地地球・彦野町
赤星昇一郎

概要

第27話「オビコを見た!」に登場。

彦野町にて噂となっていた妖怪で、夜鳴き蕎麦の店主に成り済まして青年を捕えたにもかかわらず直ぐに返し、町中を恐怖に包み込んだ。その際は白髪のカツラを着けたスキンヘッドの人物となる。

その正体は彦野町に古くから伝わり、闇に住んでいると言われていた「お彦様」と言う名の神様だったが、次第に忘れ去られた事で妖怪へと堕ちた。


開発に伴い、自分の住処である闇が失われて行く事を理由に住民を怖がらせようとし、GUTSのメンバーとはちゃめちゃな追いかけっこを展開した。

妖怪故に明るい光には弱いが、昼間に動けない程では無いらしい。


町中がオビコを恐れて明りを消した事から、町に昔の村の面影を見るが、それが幻に過ぎないとダイゴに指摘された事で逆上し、鎧を纏った巨大な妖怪へと変貌し、駄々をこねる様に暴れ出す。この際に口からの「火炎放射」を武器とする。

正体を見せた際の唸り声は、かつて自分が愛した村がもうどこにもないことに対する怒りと悲しみが混ざり合ったようにも聞こえる。


影法師

妖怪  オビコ(人間体) と影法師

身長・体重不明
市村浩佑

オビコの夜鳴き蕎麦の屋台や鍋に隠れている黒い不定形な姿の怪物。見た目に合わず少年の様な声で話す。

青年を呑みこみ、彦野町山中の井戸まで移動させた。オビコ同様に火炎放射を使う。

オビコ亡き後の消息は不明。


たぬきの和尚さん

たぬきの和尚さん

演:北相馬宏

オビコを捜索していたGUTSが出会った山寺の住職。

檀家からの帰り道に道端に会った古井戸から飛び出て来たモンスターキャッチャーを拾い、反応を追ってやってきたGUTSにオビコの伝説を教えた。

その正体は古くからオビコの事を知っていた狸であり、一瞬だけ尻尾が飛び出していた。


悲しき最期と行動の真意

戦いの最中、シンジョウ隊員に「町を壊しても村は戻って来ない」と言われ、町を見つめそれが事実だと悟り、目から炎の涙を流して攻撃すると見せかけてティガの放った「ハンドスラッシュ」をわざと喰らい絶命。ティガの「光粒子化能力」で闇に還された。

騒ぎを起こした理由はシンジョウ隊員曰く「自分を覚えててほしかったから」らしいが、オビコ亡き今、正に真相は闇の中である。

しかし、オビコが最期に見た景色は、間違いなく彼が愛し、取り戻そうとした村だったのである。


余談

ベリュドラの身体を構成する怪獣の一部として取り込まれている。


第27話の脚本を担当した太田愛によると、テーマは「失ったものに心を添わせてしか生きていけない者」とのこと。


オビコの最期に関しては、決定稿のラストシーンでは「ティガによって宇宙の闇へと運ばれる」というものだったが、監督の川崎郷太は「オビコは宇宙の怪獣ではなく妖怪なのに、妖怪を宇宙に運ぶというのもどこか変だろう」と考え、「ティガの放ったハンドスラッシュにわざと当たって絶命する」展開に変更された。太田はこのラストシーンの展開について、「宇宙という闇に還った」のだと語っている。


巨大化する際の展開について、脚本では「オビコと影法師が合体して巨大化する」という流れだった。


監督・特技監督を担当した川崎は、脚本を担当した太田がオビコのイメージキャストとして常田富士男三谷昇の名前を挙げていたが、川崎は「屋台を引いて走らせるのだとしたら、常田や三谷のような俳優では(年齢的に)大変だろう」と反対したという。また、川崎は、最終的に赤星昇一郎をキャスティングした事について、その前の第16話で赤星が所属する怪物ランドからメンバー2名(平光琢也郷田ほずみ)がゲストとして出演していた事を例に挙げ、「3名のうちの2名が出演していて、残りの1名だけ出演していない」ことに違和感を感じていた所があったことを語っている。ちなみに三谷は『ウルトラマンタロウ』のZATの2代目副隊長役の二谷一美役を演じている。


関連タグ

ウルトラマンティガ 妖怪

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