オルニトミモサウルス類
おるにとみもさうるするい
獣脚類の恐竜の一群であり、オルニトミムスとその近縁種の仲間達の分類である。
概要
白亜紀の北半球に棲息した獣脚類のグループで、ダチョウによく似た外見から「ダチョウ恐竜」の異名を持つ。基本的に全長3メートル前後の種類が多いが、デイノケイルスのような例外も存在する。
小さくスレンダーな頭・大きな眼・長い首、腕・固まった尾・強靭な後肢等の特徴を持つ。比較的原始的な種類には歯があったが、より進化的な種類では歯が無く、嘴状になっている。胃石などが確認されていることから多くは植物食若しくは雑食と考えられているが、一部の種はフラミンゴなどのように濾過食に特化していたらしい。
また、一部の種類から羽毛の化石が発見されており他のコエルロサウルス類同様に羽毛恐竜として復元されることもある。