中華職業棒球大聯盟(CPBL)に所属していた球団。
1993年に台湾中部にある建設会社「俊國建設」を親会社とする俊国ベアーズ(俊國熊)として台中をフランチャイズとしてCPBLに参入。
1995年、放映権をめぐる問題から他球団と対立、同年10月21日に株式の55%を化学薬品企業の興農集団に売却し興農ベアーズに改称。さらに翌年には残りの株式も興農に売却し、俊国建設は球団運営から完全に撤退、同時に球団名も興農ブルズ(興農牛)と改称した。
2013年に高雄にて病院やバスを運営している義聯グループに球団を売却し、義大ライノズ(義大犀牛)に改称した。
それと同時にかつてLamigoモンキーズ(Lamigo桃猿)がLaNewベアーズと名乗っていた頃の拠点であった高雄にフランチャイズを移転した。
元MLBのスター選手だったマニー・ラミレスを獲得したことで話題を振りまき、ライノズとしての初年度(2013年)は前期優勝を飾るも台湾シリーズで統一ライオンズにスゥィープされて敗退。
2016年シーズンは後期優勝から中信兄弟を相手に4勝2敗で台湾シリーズを制覇。
しかし、この年限りで義聯グループは球団を富邦フィナンシャルグループに売却。チームは富邦ガーディアンズ(富邦悍将)となり、拠点も台北へ移った。
ちなみに福岡ソフトバンクホークスと同じく応援歌のひとつに「線路は続くよ」が使われていた。これは元々米迪亜ティーレックスが使っていた応援歌である。