概要
台湾プロ野球リーグ、中華職業棒球大聯盟(CPBL)に所属する球団。
台北地区を本拠地にしており、新北市の新荘棒球場を本拠地にしているほか、台北市の天母棒球場でも主催試合を行なう。
親会社の富邦グループはプロバスケットボールチームの富邦ブレーブス(台北富邦勇士)も所有している。
歴史
1989年に社会人野球のチームとして結成された俊国建設棒球隊を源流とする。
CPBLへは1992年に加盟し、1993年シーズンから俊国ベアーズ(俊国熊/Jungo Bears)として台中市を拠点にリーグ戦に参加。
1996年に興農グループに売却され、前期を興農ベアーズ、売却が完了した後期から興農ブルズ(興農牛/Sinon Bulls)となった。身売りによる球団名の変更はCPBL史上初めてのことだった。
興農ブルズ時代は『狂牛打線』を売りにして2004年、2005年に台湾シリーズを連覇。
2012年シーズン終了後、義聯グループが球団を買収し、義大ライノズ(義大犀牛/EDA Rhinos)となり、本拠地を高雄市の澄清湖棒球場に移転した。
義大ライノズ時代は2016年に台湾シリーズを制覇したが、この年限りで球団は富邦グループへ売却され、富邦ガーディアンズ(富邦悍将/Fubon Guardians)となり、本拠地を台北地区へ移した。
富邦ガーディアンズとなった2017年以降は半期優勝すら無く、台湾シリーズ制覇どころか進出さえも出来ていない。
2019年(中華職棒30年)は年間勝率・勝利数こそLamigoモンキーズと並んで1位だが、前期・後期共に2位に終わり、プレイオフにすら進めなかった。