曖昧さ回避
- 1950年~1952年(昭和25年~昭和27年)に存在した日本の政党。
- 2018年(平成30年)に誕生した日本の政党。本稿で述べる。
国民民主党(2018年~)
民進党と旧・希望の党が、野党再編を模索する過程で新党を結成することに合意。2018年5月に旧・希望の党が分党し一部議員が合流する形で新たに立ち上げた。略称は「国民党」或いは民民。
しかし、民進党系議員からはもそれに参加するなら枝野幸男率いる立憲民主党との連携や、無所属で行動した方が良いという意見もあり、民進党系議員の一部は新党への不参加を表明。参加議員は60名になってしまった。
共同代表は民進党と旧・希望の党でそれぞれ代表を務めていた大塚耕平と玉木雄一郎の2人。
新潟県知事選では僅差で敗北したものの、立川市議選では全ての候補を当選させる事に成功した。
支持率は低いものの、希望の党よりは比例以外の当選率が上がっている。
結党前後では原口一博など一部の議員が、麻生太郎副総理兼財務相の辞任を求めて起こした左派野党合同の断続的な審議拒否に対する批判に対して「自民党も野党時代は審議拒否していた!!」と大人とは思えない発言をしてネット民のオモチャになっていたりしたが、その後は保革対立の姿勢を深めていく立憲民主党・日本共産党に大同せず自民党と積極的に協議を行って一定の回答を引き出すなど、良くも悪くも「今後が注目される」存在になっている。
因みに電力労連から金を受け取っている影響からか原発に関しては再稼働容認派である他、維新の会を除く他の野党と異なり自民に屈する時もある。
しかし支持率は立憲民主党や日本共産党より低く、低迷傾向がある。
その為、多くの人が支持されない状況が続き迷走していた。
しかし2019年(平成31年)1月23日、自由党と合流話が出てきて、それから統一会派を組むことで大きく政治転換する要因になる。
以降、森裕子や山本太郎などと同様、小沢自由党代表の同調し政界再編や野党共闘を訴えている。
尚、憲法9条に関しては自由党や立民と同じく安倍加憲(自衛隊明記)に反対しながらも山尾志桜里の立憲的改憲を支持しており、寧ろ護憲が多くて動けない立民以上に立憲的改憲を推進している。
そして2019年(平成31年)4月26日に正式に自由党と合併合流し、『れいわ新選組』を立ち上げた山本太郎を除くすべての議員が国民民主党と合流が決まった。
尚、この時に合併に反対したのはたった4名である。
2019年(令和元年)7月21日の参議院議員選挙には、立憲民主党・日本共産党が呼びかける野党共闘に応じ、そのため護憲(反改憲)の両党に配慮した選挙戦を展開したが、その結果は改選議席が約半減し日本維新の会にも4議席の差をつけられて惨敗。しかし改憲に必要な議席数2/3を自民・公明・維新で確保できなかったため、かえって今後の政局のキーパーソンとなった。
主な党員
衆議院議員
参議院議員
自由党からの合流組
衆議院議員
参議院議員