経歴
原口一博(はらぐち かずひろ、昭和34年7月2日~)。
衆議院議員(5期)、衆議院総務委員長、民主党佐賀県総支部連合会代表。
佐賀県出身、東京大学文学部卒業。
概要
日本の政治家。
当初は自民党所属で1994年に初当選、その後新生党→国民の声→民主党と移籍。
民主党政権下では鳩山由紀夫内閣で総務大臣を務めた。
現在は国民民主党(旧)を経て立憲民主党(新)に所属している。
2016年12月に骨折をきっかけに入院していたことと共に遺伝性の骨の病気(骨形成不全)を患っていることを公表した。
これに党の仲間である前原誠司をはじめ、政敵でもある安倍晋三や小池百合子もSNSで彼に見舞いの言葉を贈った。
政界では9・11(アメリカ同時多発テロ)事件はアメリカの自作自演といったり、戦争は軍産複合体の金になる恐れがある等、世間では陰謀論を語っている事も多い一方、彼の熱狂的なファンが多い。
2018年(平成30年)6月8日には鳩山由紀夫や山本太郎と同じくオールジャパンを立ち上げた。
いつしか「真実に目覚めて」しまい、中国やロシアに寄り添った意見を発信するようになる。また度々『ディープステート』(DS)という発言を発信しており、『ロシアや中国の政府が言う事が嘘でDSが言うことが正しいなんて私は、思わない。ロシアや中国は、古い歴史を持つ国であり、そこには大勢の国民がいる。嘘ばかりついて国が持つはずもない。人は、正しさを求めるものだ。寧ろ嘘ばかりついて内部崩壊の危機にあるのは、DSの方だ。』という発言は物議を醸した。
更にウクライナ侵攻においてもロシア側を擁護しウクライナを敵視する発言を行ない、物議を醸しだしている。(所属政党である立憲民主党の見解とは全く逆である)
・ウクライナはネオナチと発言しウクライナ大使館から抗議を受ける
・ラジオスプートニクのインタビューに乗る
原口一博と同じ主張をする左派はネット上でも少なくなく、反戦・反米主義を拗らせた結果、陰謀論者になったタイプと思われる。
トリビア
Twitterでの発言が影響してかコミュニティノートがつけられた人の全世界のランキングで26位にランキング入りした。本人も不服なようで冗談めかして国会で取り上げたいとコメントした。
原口に限らず、近年日本の左翼が陰謀論者と融合し始めているという指摘がある。というのも、反改憲、反政権、反原発、反米などで利害が一致している点や、蓮舫の都知事選前後の騒動が顕著だが、支持層や関係者が都合の悪い現実を無視し、独自の世界観を作り上げる点など陰謀論者と思考が似通っている点があるからである。
つまり、アメリカ右翼(Qアノン)を馬鹿にしているのは単にイデオロギーが違うからに過ぎず、本質は同類なのである。投影性同一視なのか、同族嫌悪なのか…
原口の急速な陰謀論傾倒の原因については他の政治家やライターからも様々な指摘がされており、よく指摘されるのは「本人が悪性リンパ腫の治療中であるために健康不安に漬け込まれて陰謀論者に取り入られた」と言う説である。また同じ立憲民主党には以前から同様の陰謀論を主張していた山田正彦(鳩山由紀夫内閣の農水相)及びその息子や娘達、薬害エイズ事件被害者の意識と妻の影響で反ワクチンへの系統が強化されていた川田龍平らもおり、同じ党仲間からの影響も指摘されている。
そして度重なる反ワクチン発言の過激さに製薬会社の1つMeiji Seikaファルマから警告文を送付され、これに対しても誠意ある対応がなかったため2024年10月末に同社から民事裁判を起こされることが公表された。
愛称
- 光の戦士
- テレビ番組『たかじんのそこまで言って委員会』出演時に繰り返し”闇の勢力”への警鐘を口にしたことから、『光の戦士』という愛称で呼ばれる。そうした闇の勢力や光の軍勢やらの実在は根拠に乏しいものの、こうした経緯からこの愛称で呼ぶ者も多い。
- グーグルアース原口
- 自衛隊の艦船の現在位置すら『グーグルアース』で把握できるとした、IT分野への造詣の深さが現れた発言が源流。一定のITリテラシーを備えている者たちがこれに着目し生まれたのが、この愛称である。もちろんグーグルアースは現在位置がリアルタイムで反映されている訳では無い。