【※本記事はあくまで暫定であるため、本登場の際には内容を全てそちらへ移行してください!】
概要
Fate/Grand Order 第2部 「Cosmos in the Lostbelt」のOPムービーに登場する新たなサーヴァント。
白いドレスに黒い帽子、天使のような何かを侍らせたナイフを持つ少女。
誰が言ったか、ファン達からはそのたわわの胸から、また月曜日のたわわと画風が近く見えることなどから通称「たわわのアサシン」と呼ばれている。
なお、アサシンとされているのはあくまで包丁を持っていることからの連想であり、公式でアサシンと明言された訳ではないことに注意。
真名(予測)
考察者達の間で有力視されている真名はフランスの暗殺の天使、シャルロット・コルデー。
武器が包丁に見えること、コルデーは暗殺達成直前に洒落た帽子を購入していたという逸話がある、などから。後述の通り胸のサイズも真名予測のヒントになっている。
4周年記念でフレポ召喚に追加された7騎のサーヴァントの中にシャルロット・コルデーが存在していた為、確定となった。OPに登場していたサーヴァントがこのような形で実装されるとは誰も予想していなかっただろう。
伝統ある血筋ながら貧乏な下級貴族の娘として田舎で生まれ育ったシャルロットは、13歳で母を亡くした事で修道院に入れられ、10年余りを過ごした。
フランス革命で突如修道院が閉鎖されたことで俗世に戻ったシャルロットは、困窮する生活のなかで革命の流れを見ている内、ヴァレンヌ事件で国王が海外逃亡を企てた事を知って王家に絶望。
父親や家族が混乱を避けて亡命する中、一人だけフランス国内に留まる事を決意した。
革命政府が内輪もめを始めた事でジロンド派が弾圧され、ギロチンにすらかけはじめられた事を知ったシャルロットは、これはおかしいと考え、対立するジャコバン派の重鎮マラーの暗殺を決意し、パリへ上京する。
マラーの人となりについて情報を集め、ホテルで遺書をしたため、お店で綺麗な帽子と包丁を購入したシャルロットは、マラーの邸宅を訪問。
広く市民からの意見を募集していたマラーは快く彼女との面会に応じ、皮膚病治療のため風呂に入りながら執務を行っていたところを、シャルロットは一瞬の内に刺殺したのだった。
これによってシャルロットは暗殺の天使という二つ名をいただいているが、実際に殺したのはたった一人だけ。
ただ、相手が病気持ちであったことや警戒せず人に会う性質であったという事を差し引いても手際と度胸があまりにも見事であったため、他にも暗殺に手を染めていたのでは? と疑惑を持たれる事になった。
実際のところは「他の政治的組織と一切繋がりのない一個人が独断で要人暗殺を計画・実行した場合は阻止が極めて困難である」という現代にも通じる案件の一つだったと思われる。
暗殺をした後に逮捕され、裁判で死刑宣告を受けると即日処刑された。その裁判の時には堂々と受け答えをし、最後の願いとして自身の肖像画を残す事を望んだという。
また処刑にはサンソンが立ち会っており、その際サンソンへ「逮捕された時にきつく手を縛られて痛かったので、手袋をはめても良いでしょうか」と問いかけ、サンソンが「大丈夫です。私は痛みを与えずに縛ることができますから」と答えると、安心して手を差し出したということが記録に残っている。
また彼女の処刑後にサンソンの弟子が、その首を拾い上げて平手打ちをするという酷い侮辱をしたため、サンソンによって即座に解雇されたというエピソードも存在する。
ちなみにこの胸は絵画通りならば、史実通りである。容姿に関しても相当に美人であったらしく、ギロチンを前にしても一切恐れることなく、己の行いを悔いることなく毅然と死に挑み首が落ちるその様に多くの男が恋をしたという伝説を持つ。
中でもその一人は彼女と同じ処刑台で死ぬ事を望み、実際革命裁判で同じギロチンにかかることが決まった際には、狂喜乱舞したという。