ザ・ドリフターズのメンバー。
学生時代は文武両道の秀才で通っており、元々は弁護士になろうと考えていたが、いかりや長介が両親を説得してまでギタリストとしてメンバーに引き込んだことから芸能界に引き込まれた。
運動神経はメンバー髄一で、宙返りなどは朝飯前でやってのける。(この身体能力は、齢40代になっても衰えることが無かった)
命名の理由はハナ肇からで、ドリフメンバーは全員ハナから命名の提案を受けたという。曰く「水に関係する芸名は縁起がいい」とのことで、仲本工事の場合は「怪我ばかりでいつも工事中だから」「工事現場は水を多く使うから」というのが理由だったとか。
…後者は完全にこじつけであるが、高木ブーに至っては「豚は綺麗好きな生き物なんだ。豚小屋の清潔さを保つためには水が不可欠だろ?」ともっと遠ざかっているのでまだマシである。
志村けんが加入する前に、加藤茶が交通事故を起こして休演した際は、その穴を埋めるように活躍するようになる。その後荒井注がブレイクしたこともあり、ドリフのグループそのものの人気も鰻登りとなった。加藤復帰後、志村の台頭まではツートップで笑いを取っていた。
いかりやの「オイーッス!」や荒井の「なんだバカヤロー」のような彼ならではのフレーズやギャグはないためコントでの印象は薄いが、秘書、腰巾着などの腰が低い役の他、インテリ、大人びているが小生意気な小僧などの役を担当していた。
『8時だョ!全員集合』では先の宙返りなど体力面や身体能力を生かした芸で客を沸かせたほか、志村とのジャンケン決闘で「最初はグー」を全国に広めている。
『ドリフ大爆笑』では、いかりや長介との「ばか兄弟」や、高木も交えた「雷様」のコントがお馴染み。
私生活では三回の結婚歴があり、初婚は死別(病没)、二回目は離婚、そして三回目の現在は27際年下の妻を娶るなど、加藤茶とやや似た経緯を持つ。
現在私生活では3人目の妻と小さな居酒屋を経営しており、その傍ら俳優活動を散発的に行いつつ、加藤、高木と共に『こぶ茶バンド』を組んで原点となる音楽活動にも精を出している。