概要
※以下、単行本未収録分ネタバレにつき、特に単行本派の方は閲覧注意。
『琴葉』と表記されることが多い。登場時から故人である。
鬼滅の刃に登場する主要人物の一人、嘴平伊之助の母親。
伊之助の母である琴葉は頭の鈍い女で、夫や姑による家庭内暴力に晒され続けた末に救いを求めて息子を連れて万世極楽教の門を叩いたのだという。
童磨は琴葉を治療し、その後も寿命が尽きるまで手元に置くだけで母子を殺すつもりはなかった(愛玩動物扱いだったのだろう)が、琴葉に人食いの現場を見られたことで始末せざるを得なくなり、崖際に追い詰められた琴葉は最後の希望を託して伊之助を崖下に投げ落とし、殺害された。
童磨も生きてはいないだろうと伊之助を探そうとしなかったため生き延びたのだった。つまり、伊之助は死の間際に母親が命をもってして、命だけでも助けようと崖から落とし、捨て子だったわけではなかった。伊之助を包んでいたおくるみには名前もしたためてあり、愛情が伺える。