千葉県のほぼ中心部に位置する自治体。
人口10万に満たないが外房線エリアでは一応最大規模の都市で、この規模の都市としては珍しい商業激戦区である。茂原駅前に三越、イオン(ジャスコ)が揃っているほか、ゲーセンにも意外と恵まれている。郊外にはショッピングモールが3つもあり、近隣のいすみ市や大網白里市からの買い物客も多く集めている。
ただしアニメグッズ専門店はアニメガぐらいしかなく、アニメイトなどへは千葉市や都内まで行く必要がある。映画館もなく、かつては市内最大のショッピングモール・アスモ内にあった映画館は撤退してしまった。
1990年代には駅前にそごうもあったが、同店の開店の直前にバブルが崩壊し、2000年に撤退を余儀なくされた。そごう撤退後に残されたビルは市立図書館やセブンイレブン、京葉学院が入っているものの空きテナントが多い。
茂原ツインサーキットが有名な他、茂原公園には春は桜が咲き誇る。郊外にはゴルフ場が多くある。
内陸工業都市でもあり、TOTOや三井化学などの工場がある。パナソニックや日立製作所の関連会社の液晶ディスプレイ工場もあったが、2019年現在はどちらも閉鎖されてしまい、2020年にJOLEDの工場として再稼働予定。意外な特産物として天然ガス(生産量日本1位)の副産物として生産されるヨウ素があり、茂原のヨウ素生産量は世界でも1、2を争う。
知る人ぞ知るこりん星の正体でもある。