概要
心優しく、慈愛に満ちた女性でアルキード王国の王女。
ある日、テランの【奇跡の泉】で瀕死の戦士の命を救い、自身の城へ招き入れた。
その仲はとても良好で、やがて愛し合う領域まで達するのだが家臣達の計略により引き裂かれてしまう。
しかし、城を抜け出し彼を追いかける。 そして、自身の中に【新たな命】が宿っていることをバランに打ち明け駆け落ちをする。
テランまで駆け落ちし、そこで新たな生命は無事に誕生させディーノと名付け幸せな日々を送っていた。
が、アルキード王国の兵により発見されてしまい破局してしまい
バランは、【魔王軍の残党】として処刑されるが・・・?
どのような女性(ひと)だったのか?
まだ赤子で、共に過ごした時間は僅かだったため、母のことを知らぬダイは魔宮の門に挑む前、
背合わせであるが『その・・・・母さんって、どういう女性だったの?』と父に訊ねた。
父は彼女と出会った時のことや一緒に過ごした時間を思い出しながら
『どういう女性だったのか・・・か、そうだな・・・【太陽のように優しい女性】であったよ・・・』と語っている。
若くして、世を去る
処刑されかけたバランを庇って瀕死の重傷を負う。 愛する夫に『人間を怨まないで、皆・・・臆病なだけなの・・・・』と『ディーノと二人で・・・幸せに』と言う言葉を最期に残して世を去る。 その後は、バランの回想で登場。 彼が【人間に対する憎悪】と【人間達への復讐】を抱く動力源となっていた。
(もっとも、バランが僅かな間でも父性を見せた描写が描かれていたことや、人間をただ憎むばかりでなく、侮れぬ存在として評する一面を捨てきれなかったところを見るに、夫の暴走を抑える鞘でもあったと思われる。)
そして物語の終盤、ダイの夢の中で登場し 大きくなった息子と過ごしたり夫と共に生前叶うことがなかった【一家団欒】の時を過ごすことができた・・・
関連タグ
バラン:夫。異国の戦士。
???:ゲーム作品「ドラゴンクエストⅧ」に登場する女性。