ポケモンの技→つじぎり
概要
辻斬りとは、主に侍や剣士などが夕暮れ時などに道端で人を斬る行為である。
この行為が発生した時代は街灯や防犯灯もなく、夜になってしまうと昼間に人通りが少ないような通りには人が出歩かなくなるので、明るさが微妙で少々の変装で正体を隠すことができ、人が歩いている可能性のある少し暗くなった時間帯を狙ったようである。
試し斬りの一環として刀の切れ味を実証するためや、自分の武芸の腕を試す行為として有名であり、しばしば美化されて描かれるが、やっている事はれっきとした通り魔殺人である。
それ以外にも単なる憂さ晴らしであったり、金品強奪目的であったりもする。
というか、大半が憂さ晴らしであったらしい。
また、願掛けの為に100人または1000人を斬る「百人斬り」や「千人斬り」というものもある。
無論、このような行為は公認されておらず、むしろ禁止されていてれっきとした犯罪であった。
江戸時代「無礼討ち」という制度が存在したために誤解されやすいが、適用には次に掲げるような厳しい条件が付されていた。
- 証人をたてた上で即座に役所に届け出る、もちろん凶器は押収
- 認定されても人を殺傷した責任がある以上、ほぼ一月の謹慎
- 認定されない場合、名誉が保障される切腹ではなく斬首(さらに身内や家にも罰則が及ぶ)
そして、証人が見つからずにやけくそで自決してしまうケースも多かったため、幕府からも「町民ともめないように、というより用もないのに街中へ出歩くな」と申しつけが出るほどで、事情を知っているチンピラが度胸試しに武士に喧嘩を売る・・・なんて事も多かったとか。
(それに対して刀を抜かず「これだけなめられて斬らなかったのか」と処分された例もあるのだから救いがない)
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というのも、『萃夢想』において「真実は斬って知る」という師匠からの言葉を文字通り辻斬り同然に戦いを挑むという形で実践していたからである。
素直すぎる性格に起因するものであり、若さ故の過ちとも言えるが、
『緋想天』でも「何かすっきりしない時は取り敢えず斬ってみる」発言をしているので真性かもしれない。
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つじぎり(ポケモンの技の一つ)