概要
科学者ターサン博士が開発したロボットで4機の戦闘機が合体する。
ビジュアルでは判らないと思うが、実は特殊合金・バイメタルで適宜増加・収縮しており、要するにゲッターロボ、グロイザーX、ギンガイザーと同様に金属が増殖・変化しているのである。
合体後は操縦系がミアからロールに移行し、ロールも勇敢無比な人格に変化する。
ダン・メカニック(名称はスタジオハーフアイのGKでの呼称)
- ダン・ファースト ミア・アリスが操縦しダンガイオーの頭部とバックパックに変形する。
- ダン・セカンド ロール・クランが操縦しダンガイオーの胴体と両腕に変形し、一番変形する。
- ダン・サード ランバ・ノムが操縦し、ダンガイオーの両腕に変形する。因みに真っ二つに分かれた後に欠損部が増殖し、腕となる。ブーストナックル&スパイラルナックルでのランバの悲鳴はお約束だった。
- ダン・フォース パイ・サンダーが操縦し、ダンガイオーの脚部に変形する。第一話ではダン・セカンドを強制合体させた。
幻の2号機・グレートダンガイオー(仮称)
もしも、打ち切りが無ければ、第二部で大破したダンガイオーの後継2号機と言えるグレートダンガイオー(仮称)に乗り換える予定で、此方は五機合体でロールのGFで同僚のミドーが5号機・ダンフィフス(仮称)のパイロットになる予定だった。
当然ながら、後年放送された破邪巨星G弾劾凰に登場したグレートダンガイオーとは別物である。
ダンクーガとの関係・謎のダンクーガ版ダンガイオー
ダンガイオーは元々超獣機神ダンクーガの企画書題名であり、それがノーとなり、次は番組終盤に登場予定だったムゲ帝国最強のロボットにして悪のダンクーガと言えるライバルロボットになる筈だった。
しかし、番組が打ち切りとなり、ダンクーガ版ダンガイオーのアイデアはOVA完結編の中ボスに転用され、ザン・ガイオーに改名された。
ダンクーガ版ダンガイオー(悪版ダンクーガの方)は名称のみ知られているだけなので、詳細は永遠の謎であるが、実現していれば、ザン・ガイオーとは別物のロボットになっていたかも知れない。
ダンガイオーもダンクーガも同じ大張正己がデザイン(但し、ダンクーガは平井久司(当時は平井久)との共同デザイン)だったのと、どもに4体合体だった事から共通点が窺える。