概要
冒険家「アドル=クリスティン」最初の冒険にして「Ys」シリーズの第1作目。
古代王国「イース」の神官が著した本「イースの本」を巡る物語が繰り広げられる。
1988年には今作のリメイク作品「イースエターナル」が発売された。
登場人物
嵐の決壊に覆われ、封鎖状態になっていたエステリアに漂着した冒険者の若者。この頃は赤毛というか茶髪であった。
神殿にとらわれていた記憶喪失の少女。アドルによって助け出され、ゼピック村のジェバのもとに預けられるが…
リメイク版ではあることをすると身体データ(身長:158cm、スリーサイズ:83/54/84)を知ることが出来る。
フィーナにそっくりの謎の詩人。愛用の銀のハーモニカを無くし困っている。
フィーナとは「前髪が垂れているか分かれているか」で判別できる(垂れているのがレア、分かれているのがフィーナ)。
ミネアの街の占い師。アドルの旅のアドヴァイスをする。
メディアによって殺されたり殺されなかったり実は生きてたりと扱いに違いがある。
ゼピック村に住む老婆。サラにかわるアドバイザーとして、イースの本などについていろいろ教えてくれる。
ゴーバンのもとにいる盗賊。後の作品でも登場しアドルとつるむことになる。
ダームの塔の近所に本拠地を置く盗賊の頭。
ゼピック村に住む男。古代王国イースの神官ジェンマの子孫。
魔物を統率するダームの塔の支配者。古代王国イースの神官ファクトの子孫。
弱点である銀製品を(律儀に)買い占めたりして集めていた。
いわゆる美形悪役だが、機種によっては影武者がいたり、フィーナやレアを「はしため」にしようとしていたりする。
無数の火の球を降らし、アドルの足場を消滅させる強敵。
フードをかぶった人間のような姿をした魔物。神殿内部の入り口を守っている。
火炎弾を発射する、ファイヤーの魔法を司る「トバ」の名の通り、
周囲に展開した無数の石像から火炎を放つ能力を持つ。
巨大なセンチピード状の魔物。神殿の奥に住み着いている。
瞬間移動を行う、リターンの魔法を司る「ハダル」の名の通り(?)、
侵入者が現れると神殿の壁から実体化できる。
巨大な羽をもった悪魔の姿をしている。ラスティン廃坑の奥に潜む。
暗闇を照らす、ライトの魔法を司る「ダビー」…とは関係なさそうだが、
無数の小さな蝙蝠に分離合体する能力を持つ強敵。
鎌を投擲してくる、巨大な蟷螂型の魔物。ダームの塔でアドルを迎え撃った。
時空停止を行う、タイムストップの魔法を司る「メサ」の名の通り(?)、
投げつけた腕の鎌を瞬時に付け直し、連続で攻撃する。
ダームの塔に潜む、巨大な岩をまとった魔物。中心核が弱点。
魔物との意思疎通を可能とする、テレパシーの魔法を司る「ジェンマ」…とは全く関係なく、
回転しながら攻撃と防御を同時に行う。
巨大な顔だけの悪魔の二人組。めまぐるしく動き回る強敵。
防御壁を展開する、シールドの魔法を司る「ファクト」の名の通り、
結界を張っている側に対しての攻撃は無効化される。
小説版『イース 失われた古代王国』
作者は飛火野耀。
内容はIにあたるストーリーにIIのエンディングの流れを組み合わせたような流れになっており、オリジナルのキャラクターが登場するなどかなり独自の物になっている。
イース1との違い
- アドルが女たらしになっている。
- フィーナのビジュアルが衝撃的なものになっている。
- レアの出番が少ないどころか同じ名前の男性キャラが登場する。
- ドギがいない。
- サラの代わりにジェバが死ぬ。
- ダルク・ファクトが美形ではなく中年男になっている。
- アドルが若い女に化けた老婆に殺されかけた挙句、干からびた姿でフィーナに救助される。