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CV:荘真由美(PCE)、岡村明美(PS2)、中川亜紀子(ドラマCD)、本多知恵子(OVA)

概要

アドルがミネアの町で出会った吟遊詩人。

当初は大切にしていた「銀のハーモニカ」を落として困っていたが、ハーモニカを返すと『太陽の神殿』のオープニング曲を演奏してくれる。

何時の頃かは定かではないがミネアの街角に姿を見せるようになったらしいが、彼女の素性について詳しく知るものはおらず、謎に包まれた部分が多い。

その姿はフィーナに似ており、アドルを様々な場面で手助けしてくれるが……?

ネタバレ

その正体は700年前の「イース王国」を治めていた双子の女神の姉神として崇められていた有翼人の少女であり、フィーナは彼女の妹だった。

落ち着いた大人の女性の雰囲気を漂わせていて、時には目的のために大胆な行動を起こす事もあり、アドルに“イースの書”が読めるようになる重要な道具を渡すために敢えて魔物に捕まることもあった。

ちなみに妹との見かけ方は前髪の形(前髪が垂れている)で見分ける事ができる。OVA版ではぱっつん前髪になっていて、大人びたフィーナとは対照的に幼い雰囲気を漂わせている(当時はレアが姉神という後付け設定はなかったため)。

イース・オリジンにおいては実質上のメインヒロインに当たる人物であり、そこで明かされた設定によれば、秩序を司る女神として敬われており、ある日、自分たちの立場を知らずに奇策に接触して来たトール=ファクトと知り合って以来、彼と思い合う仲となっていくが、トールが不器用で頑なな性格をしている為にほとんど進展する気配が全くない状態となっている。

なお、彼女が所持している銀のハーモニカはトールからの贈り物だが、あくまでもトールは楽器として送ったものであり、ハーモニカの持つ邪を祓う力のことまでは把握していなかったようだ。

最終的には妹のフィーナと共に自身の精神を昇華させ、永遠にイースを見守る道を選択することになった。

PCE版のイース4でも登場して、アドルとリリアを見守り助けた。

OVA版では、イース・オリジンにおける後付け設定(姉神という設定やトール・ファクトとの関係)がなかったため、レアもアドルに好意を持っている設定で、助けに来たアドルに抱きついてフィーナから睨まれる場面があったり、黒真珠を消滅させて普通の少女としてアドルと共に生きたいと強く願っていた。

公式グッズのイラストでも、アドルを巡ってフィーナとリリアが喧嘩をしている最中にレアがアドルに抱きついているイラストもあって、アドルとフィーナとレアとリリアの四角関係がクローズアップされていた。

最初は女神ではなかったキャラクター

岩崎啓眞氏による『イース通史I』では

『女神は1人だったのを都合で2人に増やした』

『もともとはレアはただの遊びのキャラクタであった可能性が高い』

とレアファンには衝撃の事実が明かされている。

イース通史IのBEEP商品ページ

https://www.beep-shop.com/ec/products/detail/1562

立ち読み版のリンク

[[http://www.highriskrevolution.com/pdf/complete_history_of_ys_sample.pdf

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