TBS系土曜日夕方5時台アニメ・特撮枠
てーびーえすけいどようびゆうがたごじだいあにめとくさつわく
概要
TBS系土曜日夕方5時台アニメ・特撮枠とは、1978年か2007
年に掛けて、TBS及び、各系列局で設定していた放送枠の事で、ローカル枠の為、地域によっては時差ネットや未放送の地域も多かったのと、平成の放送枠は放送枠事故で誕生したのと地域毎に独自の編成を組んだ経緯もあったのが特徴である。
かつてあった毎日放送ホスト局・全国ネットの土曜日夕方6時台アニメ・特撮枠は後身の此方へ→日5
なお、原則TBS系新作が基本で、再放送や他局番組の番宣ネットは省略させて戴き、放送期間の空白は再放送や他ジャンル番組の放送と考えて構わない。
土曜日夕方5時前半枠
前半枠は各系列局が独自に編成していたが、1981年10月にMBS発のじゃりン子チエがTBSでも同時ネットされたのが最初で、同時ネットはじゃりン子チエが最初で最後となった。その放送が好評だった事から1982年春以降の放送延長と金曜日夜7時前半の全国ネットに格上げとなった。
以後、TBSとMBSは再び独自の編成を組む様になり、平成に入り、TBSは「ね~この手」や「チームディズニー」と言った子供向けバラエティー番組を、MBSは独自の新作アニメやTBS土曜日夕方5時台後半番組を放送したり、1994年以降はまんが日本昔ばなしを放送していた。
1996年から2000年までTBSでも新作アニメを放送していた時期もあった。
土曜日夕方5時台前半TBS編成
少年サンタの大冒険:1996.4~9 クリスマスを迎える事無く半年で終了
きこちゃんすまいる:1996.10~1997.9 同枠最長にして唯一の1年放送
アニメがんばれゴエモン:1997.10~1998.3 勇者シリーズに引導を渡した事は余り知られていない
アキハバラ電脳組:1998.4~9
魔術士オーフェン:198.10~1999.3
パワーストーン:1999.4~9 珍しいオリジナル作品
魔術師オーフェンRevenge:1999.10~2000.3 TBSの同枠最終作
土曜日夕方5時台前半MBS編成
三丁目の夕日:1991.4~9 十分に放送されず一方的に打ち切られた全国ネットから降格処か、新作は僅か8回!で残りは全国ネット時代の再放送となった。
チエちゃん奮戦記じゃりン子チエ:1991.10~1992年頃? 三丁目の夕日に続きTBSからネット拒否され、何時の間にか再放送枠となっていた。(本放送は関西ローカルの火曜夜7時に一時期移動)関東では21世紀になってやっとMXTVで放送された。
電光超人グリッドマン(特撮・TBS製作):1993.4~9 実は少年アシベシリーズと共に不定期放送で半年後土曜朝7時に時間帯移動
まんが日本昔ばなし:1994.4~2000年頃? MBSでの移動先でいつの間にか再放送のみとなり、いつの間にか時間帯が移動していた最終作。因みにTBSよりも長く放送された。
土曜日夕方5時台後半枠
初代TBS土曜日夕方5時半枠
1978年5月にTBSがまんがはじめて物語を放送したのが最初で、他地域でも時差ネットが組まれる程の人気番組にも関わらずMBS未放送だった。その後シリーズが通算13年間も続き、同署はOH!MYコンブを以て廃枠になる予定だった。しかし、少年アシベが放送延長と同時に時間帯移動する事になり、廃枠は1クール延期となった。
まんがはじめて物語:1978.5~1984.3 本枠最長放送
まんがどうして物語:1984.4~1986.3
まんがなるほど物語:4986.4~1988.3
新まんがなるほど物語
まんがはじめて面白塾
OH!MYコンブ
少年アシベ
二代目TBS土曜日夕方5時半枠
1992年秋の少年アシベ2に始まるが、ゴールデンタイムを失う放送枠事故によるものでTBSの経営悪化に伴う92年再建計画の負の副産物だった。様々なアニメ・特撮番組が放送されるも00年代からはMBSやCBCも同時ネットする様になった。
しかし、時代の流れには勝てず2004年3ガツに通算11年半の歴史に終止符を打った。
少年アシベ2
ヤマトタケル
三代目TBS土曜日夕方5時半枠
2006年にCBC土曜朝7時半の子供番組枠が廃枠になった放送枠事故で誕生。CBCに放送枠を貸借する事でウルトラマンメビウスを放送。終了後、関東ローカルでラブ☆コン!を放送するが僅か半年で終了し、通算29年の歴史に終止符を打った
ウルトラマンメビウス
MBS土曜日夕方5時半枠
長年奥様は魔女の再放送が延々続いたが、1983年のTBS初代日5のプラレス三四郎の遅れネットに始まり、1984年に一度途絶えるが、2000年代にサクラ大戦をTBSと同時ネットで再開。2003年以後はアニメの再放送に差し替え、2006年にウルトラマンメビウスの同時ネットを経て2007年の大きく振りかぶってが最後となった。