概要
カオスバトルとはキャラクター同士がセリフ、時には心無い暴言雑言を交わして最後の1人まで戦わせる決闘である。その性格上扱えるセリフの多寡と辛辣さがキャラクターの強さに直結する事が多い。基本的にキャラクターは画面全体に四角い枠で区切られ並べられており、無差別に他のキャラを攻撃できる。
参戦キャラにセリフさえあればあとは制約が一切無いためキャラクターの乱入や大量虐殺、果てには蘇生などなんでもありである。流石カオスと言うだけあって殺伐としている。またキャラクターの参戦数は自由で1vs1のガチタイマン勝負や100名近くが入り乱れる大戦争まで様々である。更にバトルロワイヤルに留まらずチーム戦や強大なキャラに全員で挑むボス戦など対戦方式も多種多様である。
...と御託を並べるよりもまずは以下の動画を見てもらった方が速いだろう。
一般的なカオスバトルの一例
正にカオスなバトルロワイヤルであり、オールスター達が自由に共演して闘いを繰り広げる事が最大のカオスバトルの魅力と言えよう。
主な参戦キャラクター
「カオスバトルと言えばコイツ!!」と言っても過言では無いほどの看板キャラ。セリフの隅々にユーモラスがありかつ攻撃的なのでカオスバトルにおいて最も扱い易いキャラでもあるため古今多くの作者が愛用(?)している。
主なセリフ 「ランランルー」「やんのかテメェ?やんのかオイ!」「もちろんさー」
ムスカ(ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ)
何度でも蘇る事でお馴染みのカオスバトルの看板キャラ。カオスバトルが無秩序になるのは大抵コイツのせいである。必殺技や煽り、日常会話から断末魔までこちらも正にセリフのデパートである。バルスで倒されると復活できない。
主なセリフ 「ゴミのようだ!」「何度でも蘇るさ」「氏ねーー!」
主なカオスバトル作者
うごメモ時代
・ケイ
・すいそ
・Mesiken
・tsk sgwr
・NUサーモン
・川端佐紀行
・ゼクス
Youtube時代
・ダークスラッシュDX
・四季島モルガン
・さんなかチノ(失踪)
・Kuroto
・夜桜
歴史
カオスバトルは2010年、うごメモで活動していたケイ氏の原案の基に一大ブームとなった。特にこの頃YouTubeに投稿された『28人バトル』や『カオスバトル』は再生回数ミリオンを突破している(現在は両方削除済み)。この頃はドナルド、ムスカ、モナーと言ったネット黎明期のキャラが主要となっていた。
2013年からになり従来のうごメモがうごメモ3Dとしてパワーアップすると使える色やエフェクトが充実し、カオスバトルも一層派手で躍動感に溢れるようになった。この頃になると野々村竜太郎や半沢直樹といった実在人物やあっち系の歪みねぇ人物も見られるようになりキャラのバリエーションも富むようになった。
やがて2018年にうごメモのサービスが終了するとカオスバトル文明も一旦終焉を迎えたが、ダークスラッシュ氏や四季島モルガン氏、さんなかチノ氏がカオスバトルを編集ソフトで製作してYouTubeに投稿。ここにカオスバトルはかつての活気を取り戻し黄金時代が築き上げられた。
その後様々な騒動による紆余曲折はあったが現在も様々なカオスバトルが日々投稿され続けている。
関連イラスト
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別名・表記ゆれ
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関連タグ
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