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如月雨露の編集履歴

2019-11-24 11:14:20 バージョン

如月雨露

きさらぎあまつゆ

如月雨露とはライトノベル『俺を好きなのはお前だけかよ』の主人公。

プロフィール

誕生日2月1日
血液型AB型
得意科目世界史
通称ジョーロ
CV山下大輝

※アニメ公式HP紹介より


概要

本作の主人公。西木蔦高校2年生。容姿、成績、運動どれを取っても並とどこにでもいる純情で鈍感な少年。

あだ名のジョーロは苗字の『月』を取ると如雨露になる為。

大親友の大賀太陽、幼馴染の日向葵、生徒会長の秋野桜と人間関係にも非常に恵まれており、彼らと共に楽しい日常を過ごしていたが…










普段は爽やかな少年を装っているが、ジキルとハイドよろしく、本性は気に入らない事があると心の底で相手に暴言を吐いたり、恋愛で振られた方の女性をおこぼれでGETしようと考えるなど下衆い面がある。

上記の人柄を演じているのはあわよくば桜か葵の二人と付き合おうと画策していた為であったが、桜と出掛けた先で太陽との恋路の手伝いをして欲しいと頼まれ、葵と出掛けた先でも同じ事を頼まれ、計画が崩れてしまう。(頼まれた場所がいずれも公園のベンチだった為、ベンチトラウマになりつつある。)

意気消沈しながらも、彼女らの恋路を手伝っていたが、昼休みの図書室で普段から毛嫌いしている三色院菫子に告白され、同時にストーキングされていたという事実を知る。


『俺を好きなのはお前だけかよ!!』


そして菫子が好きだという太陽の恋路も手伝う事になってしまった彼は気遣いの空回りや誤解から彼らと疎遠になってしまい、クラスメイトからはいじめを受ける羽目になってしまう。(アニメ版でのいじめ描写は近年のいじめ問題もあってか上履きをデコられたり机にミニチュアのゴルフ場を置かれたりとかなりマイルドに描かれている。)

しかし、それらは菫子がジョーロに惚れているという事に嫉妬していた太陽の仕組んだ策略であり、真実を知ったジョーロは辛い現実に愕然とするが、二人の思いを自分の悪事に利用し、あまつさえ彼女達を踏みにじる発言や実力行使で菫子に口封じしようとする魂胆に怒った。(これ以前に彼女達の思わせぶりな態度や自分を都合の良い道具として見られた事に対して堪忍袋の緒が切れ、彼女達が失恋した事に対して侮辱的な発言をしてしまった事があるので、一見するとお前が言うなとなるのだが、あくまで彼女達のそのような態度に嫌気が指していただけの話で、彼女達の太陽への直向きな気持ち自体は本気で認めていた。)


先述のように下衆な面を持ってはいるものの、恥を捨てて大切に思う者の為に努力するなど、人間として大切な物は元来、彼が持ち合わせていた物である。事実、その善性は中学時代に太陽が試合で負けた日には彼の好物である串カツをありったけ購入して、周りからどれだけ笑われようとも、炎天下の中で太陽をひたすら待っていた所などにも現れている。


この事から、アニメ公式サイトにあるプロフィールの困っている人を見捨てる人を嫌う、友達がこの世で一番大事かつ、友達といる時が一番幸せ、サンちゃんをとても尊敬していると言った解答は本当だと思われる。(『秘密はない』、『異性のイラっとする行動はない』などの猫を被った解答もある。)


本性がゲスと言うよりも、『人並みに黒い一面を持ってはいるものの、他人の為に行動できるお人好しな少年』と言った方が正しい。確かに彼は平凡な人間ではあるが、隠し切れない非凡な善性を持ち、寧ろそれゆえに自身の価値を狡猾に信頼することが出来ず、短所ばかりを意識して伊達悪を気取っているフシがある。本編で所々明かされる、彼の無我の極地のような献身が垣間見えるエピソードも、彼自身には『みっともない空回りの醜態』としか思えていない等、少々感性のズレが見受けられる。

名前の『雨露』の通り、暗くジメジメした面がありながらも、他者に恵みを与える雨の二面性が彼の人となりを表していると言っても過言では無い。


関連人物

三色院菫子

彼女に(本性を含めて)好意を抱かれているが、地味な外見と毒舌な人物像から毛嫌いしている。要領もジョーロより一枚上手であり、彼女には逆らえずにいる。


日向葵

幼なじみ。自分の事が好きでも無いのにスキンシップをしてくる事に対してはあまり快く思っていないが、友達としては本気に大事にしている。


秋野桜

生徒会長で、同じ生徒会で働く仲間で、彼女からは可愛い後輩と呼ばれている一方、便利な道具としか思われていない節がある。これは葵も同じ事が言える。


大賀太陽

中学時代からの大親友で、本気で尊敬している相手でもある。だからこそ、彼の悪事には本気で怒った。とは言うものの、運動部相手に掴みかかるのは内心怖かったようである。


余談

親友の名前が『太陽』、自分の名前が『雨露』と見事に対照的になっているが、どちらもヒロインの名前の元ネタになった植物の生育には必要不可欠の物である。この他に『太陽』『月』と言う関係性にもなっている。


また、如雨露と言う名前も花に水をやる為の道具なので、葵達に便利な道具扱いされる彼の名前としては中々秀逸と言えるだろう。ちなみに、この作品の原型となった作品のタイトルは『壊れたジョーロは使えない』だった。


狙っているのかは不明だが、太陽の苗字が『大賀』(変換するとオーガとなる)、雨露の苗字が『如月』(旧暦で2月辺り、それ故かジョーロも2月生まれ。)と苗字も互いに関係性のある物になっている。(節分があるのは2月である。)


また、彼の境遇はラブコメにありがちな展開とは真逆の方向性を行くキャラクターで、『なぜ主人公はここまで言い寄られている事に気付かないのか?』と言う作者の疑問がベースとなっている。



関連タグ

俺を好きなのはお前だけかよ 三色院菫子

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