概要
クルル・ツェペシの実兄。
古代ギリシャ暗黒時代の貴族家出身。太陽を見ることが好きだった。
当時、貴族に恨みを持った平民達に母を殺され、子供だったアシェラは平民達に拘束された後、クルルとは別々の奴隷商人に売られ、その先で貴族シガマドゥと「ユウ」に出会い、シガマドゥに高額で買われる。「ユウ」からは気に入られていたが、彼との会話からこれからの生活に不安を抱き、屋敷で遊ぶ「ユウ」に誘われた時は、主人に気に入ってもらえればと返すが、シガマドゥに呼ばれた夜、背中から六枚の翼を出す「ユウ」の姿を目撃。その直後、ユウに心臓を貫かれ、さらにその状態で「ユウ」に上空まで連れられた所を追ってきたシガマドゥが「ユウ」の首を切断したことで二人して落下。本来ならば死亡するはずが、ユウからの襲撃を受けた際に飲んだユウの血が適合した事により瀕死状態ながらも生存。その後シガマドゥから「ユウ」の血を与えられた事で、ウルド・ギールス及びリーグ・スタフォードに続く「上位の存在になることを許された三人目の仲間」となる。
『ミカエラ』になれなかった存在。
その後、未来のためと言い、クルルを置いて真祖と共に失踪し、経緯は不明だが鬼となった後《阿朱羅丸》と名乗る。