白夜の魔眼
びゃくやのまがん
概要
四つ葉の魔導書を持つリヒトが6年前に結成したクローバー王国に対して強い復讐心をもつテロ組織。構成員は白いフード付きのコートを着ている。
リヒトと三魔眼を最高戦力とし50名ほどの魔道士で構成され、恵外界にあるアジトを転々としている。
独立国家の建国を最終目的とし、セフィロトの樹に似た文様の石板を所有しており、そこにはめ込む10個の魔石を探している。
禁術魔法を使う魔道士を主な構成員にしている。
構成団員
「白夜の魔眼」の頭首。額に魔眼の紋章のような物を付けている男性。
四つ葉の魔導書の持ち主で、クローバー王国の歴史上数人しかいないといわれる「光魔法」の使い手。
三魔眼(サードアイ)
白夜の魔眼において最強と呼ばれる三人の魔道士。その実力は戦闘においては私より上だとリヒトが豪語し魔法騎士団長以上に強いと語る。
それぞれがクローバーの葉に秘められている「誠実」「希望」「愛」に対となる言葉を冠している
禁術魔法によって三つ目の姿になり魔力を増大させる。
「不実」を冠する三魔眼の一人で、他人の魔法を模倣し戦う「模倣魔法」の使い手。
ちなみアニメでは、ライアのモデルである新井浩文が声優を務めている。
「絶望」を冠する三魔眼の一人で、魔力を獣の形にして纏う「獣魔法」の使い手。冠する名の通り圧倒的な力で相手をいたぶって、絶望させることにこだわる。
三つ目が開眼すると魔法が「魔獣魔法」に変化し強力な遠距離攻撃や失った右腕を再生するほどの回復魔法が使えるようになる。
「憎悪」を冠する三魔眼の一人で、火属性の精霊サラマンダーを宿している「炎魔法」の使い手。元々は回復魔法が得意だったが、サラマンダーが宿ったことにより、圧倒的な攻撃力を誇る精霊魔法を放つ。三つ目が開眼するとサラマンダーが巨大化するのに加えて「鉱石魔法」が使えるようになる。「憎い」が口癖になっているなど、冠する名の通りその言動は憎悪に基づいたものとなっている。
その他の構成団員
「白夜の魔眼」に所属する「氷魔法」の使い手。時間に厳しく魔(マナ)が少なくあまり魔法の使えない下民を劣等種と侮蔑する差別者。
「白夜の魔眼」に所属する元「紫苑の鯱」団員であり、死体に魔力を張り巡らせて操る「屍霊魔法」の使い手。自身の魔力の量も王族並に多いため、数百の死体を操ることができる。また、その人物が生前に使っていた魔法を使って戦う。
自分を認めなかったクローバー王国に対して強い恨みを抱いてる。
「白夜の魔眼」に所属する「空間」魔法の使い手。他のメンバーと比べても高いリヒトへの忠誠心を持っている。顔が怖い。
「白夜の魔眼」に所属する魔女の格好をした女性。
本来の姿は老婆だが、他者から魔力を奪って若い姿を保っている。
「白夜の魔眼」に所属する魔法科学者。眼鏡をかけ、露出度の高い服を着ている少女。狂気に満ちた言動をするマッドサイエンティスト。
「白夜の魔眼」に所属する「風」魔法の使い手。顔に大きな火傷のような古傷がある。
凄まじい速さの攻撃魔法を持つ。
協力者
ゲルドル・ポイゾット:「紫苑の鯱」の団長であり、王都襲撃事件の際、「白夜の魔眼」の王都への侵入に協力した。
バロ・ネージュ兄弟:金目当てで白夜の魔眼に協力しており、誘拐した子ども達から魔力を奪った。
金色の夜明け団員:ヒース敗北の報告を受けた人物。現時点での有力候補はウィリアム・ヴァンジャンス・ランギルス・ヴォードの2名。