プロフィール
概要
クローバー王国内で暗躍するテロ組織、「白夜の魔眼」の頭首ではなく、500年前のエルフの長であり、“真のリヒト”。
三魔眼達の回想では初代魔法帝と共に仲間たちに向けて人間との融和を訴える姿が描かれる一方で、魔女王からは「伝説で語られる世界を滅ぼす魔神を蘇らせた張本人」とも言われていた。
人物像
穏やかな口調だが、何を考えているのか分からないミステリアスな人物。
戦闘能力
禁術魔法によって魔神となっていたが、サリーの魔法技術で作り出したヴァンジャンスの複製体に魂を宿させる事で転生した。
しかし、過去に禁術魔法を行使した代償で魂が安定しておらず、意識がはっきりとはしていない状態となっている。
四つ葉の魔導書の持ち主で、魔法属性は「剣(つるぎ)」。魔法で作り出した特殊な剣を強化して戦う。
アスタの持つ五つ葉の魔導書や使っている剣も、元々は彼が使用していたものであり、彼が持っている間は刀身に付いた錆が消え元の姿を取り戻す。
また、魔力の流れや氣を感じさせない独特の身のこなしも行うなど、その実力はけた違いであり、初代魔法帝とも肩を並べられると目される。
魔法一覧
- 開闢の一閃
宿魔の剣から放たれる魔力の斬撃。
- 剣究極魔法・宿魔の剣 覇刧
エルフたちから魔力を集め放たれる魔力の斬撃。
- 宿魔の剣 護光
ルミエルとの連携技で、宿魔の剣を通じて悪魔に通用するルミエルの力を付与する魔法。
究極魔法は後のスペードの悪魔編でも登場し、エルフの秘奥義とされた。
宿魔の剣 護光の「仲間に特定の力を付与する」という力は、最終章(ルシウス編)でアスタが黒の暴牛メンバーに自身の反魔法を付与するという形で再登場している。
いずれも、後の展開で重要になる技や要素であり、それらに先駆けて使用していた点では、リヒトのエルフの長であったという肩書がいかに大きいかが窺える。