概要
指定敵団体死穢八斎會の本部長。本名は入中常衣。
若頭・治崎を中心とした現在の死穢八斎會の中核メンバーの一人。
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人物像
普段は個性によって小人のような姿に擬態しているが、本来の姿は大柄で筋肉質な男。サスペンダー付きのスーツを着用し、髪の毛をハリネズミのように逆立てている。体の大きさに反して器量は小さく、プライドを少しでも傷つけられると奇声を発して相手を威圧する。しかしその器の小ささゆえに故に用心深くもあり、持ち前の慎重さによって組織の本部長にまで上り詰めた。
オーバーホールとの個人的な主従関係から組織に所属する八斎衆の面々とは異なり、ヤクザ者の権威や利権に対して強く執着している面が見られ、死柄木ら組織の部外者に対しては極めて横柄な態度で接する。
組長が寝たきりとなった死穢八斎會において実権を握り、言わば治崎の共犯者と言える立場にある。しかし治崎の方針に完全に賛同している訳ではないようで、治崎が部外者を次々と組に引き入れ、組織拡大のために非人道的な手段を用いたことに対しては、「我々は最早外道に堕ち、引き返す道は無い」と独白している。
突入作戦時には自身の個性によって死穢八斎會の本部施設を操り、ヒーロー達を個別撃破する分断策を講じた。しかし八斎衆の面々は次々とヒーロー達の前に敗れ、また敵連合から派遣されたトガヒミコとトゥワイスの裏切りに遭ったことで足止めは失敗。更にはトガが組長を乏しめる発言をしたために激昂し、怒声を発したことでヒーロー達に居場所を補足されて敗北した。
個性
個性は『擬態』。物体の中に入り込んで操ることができる。
自分よりも小さな物体の中に入ることもでき、普段はこの個性によって小人のような姿に擬態している。
入り込み操ることができるのは最大で冷蔵庫ほどの大きさだが、死穢八斎戒突入作戦時には個性ブースト薬を服用し、本部施設を生き迷宮のように操ってヒーロー達を苦しめた。
