CV:南央美
概要
銀髪(白髪?)のツインテール姿の色白な少女。わりと常に無表情で、丁寧語で話す。愛称はルリルリ。
テレビアニメ版では、11歳にして卓抜した頭脳を持ち、ナデシコのオペレーターを務めていた。
初めは色物ぞろいのナデシコクルー相手に「バカばっか」と呟いていたが、
次第に彼女も感化されていき、そう発言することも無くなる。
ただし、ゲームに登場した場合は、ファンサービスの一環として発言することが多い。
出生
中立国家「ピースランド」の国王夫妻の娘・・・であるが、二人の間に生まれた子ではなくゲノム情報に手を加えられて誕生した試験管ベビー。(ゲノム情報は操作されているが肌と毛髪色は母から引き継いでいる)
自身を含めた多くの受精卵が預けられていた医療機関が、爆破テロに巻き込まれてしまったが奇跡的に難を逃れた所をスカンジナビア半島の施設の所長の手によって、遺伝子に更なる操作を施されて誕生を受ける。
施設で自身と同じく誕生した子供達と共に英才教育を施され、最初にできた友達がコンピューターで
よくチェスをして遊んですごしていた。
(自身の出生と両親を知るべく施設跡を訪れた時に出会った男に『貴方が、私の・・・父?』と訊ねると男がリモコンを操作したことで赤子の時の記憶にあった言葉や声の正体を知ることになる)
月日が流れ、ネルガル重工傘下のアカツキ電算開発研究所に勤める星野夫妻によって養子として引き取られて生活をしていた。 当時、建造中だった機動戦艦「ナデシコ」のオペレーターとしての訓練を施された後にネルガル重工へ引き渡されて現在に至る。
戦争終結後
『身寄りがない自身をどうしようか?』とユリカとミナトが話し合った時に、最初はユリカの家で生活をしていた・・・が、ユリカとコウイチロウの親子喧嘩の末にユリカに連れられてアキトの家で厄介になっていた。
自分とアキト、ユリカの三人で生活を送っていくと感性豊かな少女へと成長をしていった(その中で、アキトとユリカが夫婦になった。)
しかしその矢先、テンカワ夫妻が飛行機事故に巻き込まれたニュースを聴くと深く塞ぎこんでしまっていた。 それを知ったミナトに引き取られミナト、ユキナと三人で生活していた。
三年後の世界を描いた劇場用作品「Prince of Darkness」では16歳になっており、艦長に就任、TVアニメ版のテンカワ・アキトに代わって主人公にもなっていた。
元木星軍の三郎太と連合軍に所属するハリと出会ったことで復活しミナト達の下から離れて連合軍に復帰し機動戦艦ナデシコBの艦長に就任した。
小説版では語りを担当。周囲の人物に冷静に突っ込んでいる。
彼女の視点で語られるので、心情描写も豊富である。