概要
鹿児島県姶良郡湧水町の吉松駅から宮崎県都城市の都城駅に至る路線。肥薩線八代駅-吉松駅間と合わせて「えびの高原線」の愛称が付けられている。
吉松と都城を結ぶから「吉都線」である。
かつては日豊本線の一部であったが、1932年に現在の霧島越えルート(都城~霧島神宮経由隼人)が開通すると線名を吉都線に改めた。
JR九州の路線において後藤寺線に並ぶ地味キャラと言っても過言ではない。時間帯によっては3時間程度列車がない事もある。一応京町温泉やえびの高原などの観光資源もないわけではないが、特に観光列車などは運行されていない。これでも九州自動車道が全線開通するまでは、博多・熊本〜宮崎の優等列車が運行されていた。
全列車に車掌が乗務しないワンマン列車で、途中駅で折り返す列車もない。一部の列車は都城駅から日豊本線に乗り入れて宮崎駅まで、もしくは吉松駅から肥薩線に乗り入れ隼人・鹿児島中央駅まで運転される。