みずねこ
みずねこ
みずねこは フッと わらったように みえた・・
概要
『サンサーラ・ナーガ』シリーズに登場する、水色の猫の頭部にクラゲのような触手が生えた愛らしい姿をしている謎の生き物。
押井守監督が漫画「とどのつまり…」で考案したキャラを、漫画家桜玉吉に名前だけを伝えた結果、桜独自の解釈によって誕生した。
主に水域に出現し、1作目では下水道や深い湖に、2作目では第2階層の終盤で戦うことになる。
強さ
みずねこの強さは生息する環境や水場の栄養状態によって変化すると言われている。
普通の《みずねこ》は、それほど強くないが、豊富な栄養素を摂取した《みずねこ》は熟練の竜使いの竜ですら退けると言われている。
特異個体
1作目のハワプール周辺の湖は《みずねこ》達の聖域となっていて、その湖の豊富すぎる栄養素によって成長した《みずねこ》の群れは、ほかの生息地の《みずねこ》達とは比較にならないほど屈強である。
その強さは、伝説の龍の素材で作られた武器防具を身につけた竜使いや伝説の龍たちと互角に戦えるほどの竜使いの竜でさえ全く歯がたたないとされる。
かわいらしい外見に反して、聖域に踏み込んだ竜使いを鼻で笑いながら蹴散らしていくその姿に戦慄を覚えた竜使いも少なくない。
みずねこの聖域という名の即死ポイントに踏み込んで、異常なほどに強いみずねこに倒された多くの竜使いにトラウマを植えつけたらしい。
立喰いそば屋の主人から、「ハワプール周辺の湖の深い部分には絶対入るな」と念を押されるのはこのためである。
みずねこ使い
『サンサーラ・ナーガ2』には、頭にみずねこを模した覆面をかぶり、大きな猫じゃらしを持ったモンスター使い「みずねこ使い」が登場する。
第6階層のコロシアムでも対戦することになり、みずねこ愛にあふれた前口上が印象的であった。
まずは げんきな コみずねこを えらぶこと。
おやから はなせるのは うまれて60にちご。
しょくじは じかんを きめて あたえる。
コみずねこは くちが きけない ちいさな いのち。
こまっているとき、くるしいとき――― たよれるのは かいぬしの わたしだけ。
けんこうを きづかい、しんらいかんけいを きずき、ようやく そだった みずねこたち・・
これが わたしたちの さいごの たたかいです。