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ミハイル・ゴルバチョフの編集履歴

2020-02-06 00:14:43 バージョン

ミハイル・ゴルバチョフ

みはいるごるばちょふ

ソビエト連邦最後の最高指導者

・露Михаил С.Горбачёв

・英 Mikail・S・Gorbachev


ミハイル・セルゲイヴィッチ・ゴルバチョフ

(1931- )(2016.85aeg)

概要

ソヴィエト連邦の政治家。共産主義者

連邦最後の書記長赤い皇帝独裁者)にして最初で最後の大統領として有名。

書記長就任当初は穏健的な改革志向者でしかなかったが、チェルノブイリ原子力発電所の事故の報告が自分のところきたのが外国の公式発表より遅かったことからソ連の官僚機構の腐敗ぶりを痛感し、グラスノチ(情報公開)・ペレストロイカ(建て直し)を叫んで急進的かつ大胆な改革者に変貌した。

その結果、アメリカをはじめとする西側諸国との関係は急激に改善されたが、国内的には情報公開はレーニンスターリンから続くソ連栄光の歴史を誇りにしている保守派の、あくまでソ連を維持しようとする姿勢は政治的自由を得た民族主義的独立派の、双方の怒りを買うはめになった。

そして8月クーデターにゴルバチョフの側近を含む共産党官僚が多数参加したことから、共産党の求心力が完全に失墜し、民族主義の台頭を抑えきれずにソ連崩壊へと一直線に進んだ。


評価

西側諸国ではソ連の指導者にあるまじき自由主義的な改革姿勢から絶大な人気を誇っているが、一方でロシアを筆頭に旧ソ連諸国では就任当初を除いて在任中から現在まで不人気であり続けている。

というのも世界を二分する超大国であったソ連を急激な改革で崩壊させた張本人であると認識されているからであり、国営企業がほとんどの共産主義国家で育った大人たちにとって、私営企業が乱立する自由主義経済というもの(それと90年代の経済混乱)がとても理不尽で受け入れ難かった。

曲がりなりにも超大国であったソ連に誇りを抱いていた者も多く、超大国から滑り落ちてしまった無念や先述の経済混乱によりソ連時代を懐かしむ者も多かったのが不人気の一因となっている。

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