ソフィア・アスカルト
そふぃああすかると
人物
アスカルト伯爵家の令嬢で、ニコル・アスカルトの妹。
両親や兄からは大切にされ愛されていたが、その特異な外見が原因で周囲から「呪われた子」と呼ばれて忌み嫌われ、家に閉じこもりがちだった。
しかし魔力を持つためにいずれは学園に入学しなければならず、人慣れの為に王子主催の茶会に参加した際に心無い貴族の子供達に捕まって罵倒されていたところを、偶然にも通りかかったカタリナに助けられる。
その後、ロマンス小説を語る同志に飢えていたカタリナに捕まり、好きな物語に登場する憧れの王女そのものの彼女と過ごすうちに、愛らしい笑顔を取り戻していく。メアリと違いカタリナに対してはあくまでも「友人」とみているが、初めての友人となったカタリナを強く慕っており、義妹になれる可能性にもとづいて自慢の兄であるニコルを何かとけしかけている。またジオルドのことは内心「ずるい」と忌々しく思っている。
外見による差別も悩みのタネではあったが、それとは別に、よく大切な人を失う悪夢に悩まされる。悪夢の内容は全く覚えていないが、とにかく悲しい事と不安感だけは感覚として残っている。だが、カタリナと一緒にいるとそれが消える。
『FORTUNE・LOVER』における人物像
カタリナの前世(通称・野猿)の世界で発売されている乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』シリーズには、『Ⅰ』の「ニコルルート」におけるライバルキャラクターとして登場する。
カタリナの前世(通称・野猿)自体は彼のルートを攻略する前に死んでしまったため、詳細は不明だが、親友であった[[佐々木敦子>佐々木敦子(悪役令嬢)]の情報によると、ニコルルートは彼を攻略する前に彼女の攻略が必須だった模様。
外見などの基本設定は本編と同じだが、メアリ同様、カタリナの事は嫌っている。