概要
演:篠井英介(実写映画版)
「逆転裁判」第4話の被害者。享年44。
生前の職業は弁護士であり、かつては星影宇宙ノ介の事務所に所属していた。
星影曰く「被告人のためではなく自分のために弁護をしていた」とのことで、15年前に担当した「DL6号事件」の裁判では灰根高太郎の無罪を勝ち取ったが、裁判における刑事責任のみの回避(裁判における弁護士としての勝利)だけを追求した結果だったため、裁判後灰根は全てを失うこととなってしまった。
このため、15年後に殺されたとはいえあまり同情の余地があるとは言えない人物。
ゲームにおいては直接の登場は顔写真のみだが、アニメ・実写映画版では灰根の回想内に台詞付きで登場しており、アニメ版では「あんたが無罪判決になるためにはもうなりふり構っていられないんだ。わかるな?」と灰根に告げ、妻の身を案じていた灰根に「会いたけりゃ、俺に任せろ」と言っておきながら灰根の犯行を認めた上で原作同様、記憶喪失を理由に無理矢理無罪を勝ち取る。その後全てを失い、自身に助けを求め続けた灰根に対して「これ以上私に付き纏うな!」と冷酷に彼を切り捨てていた。
実写映画版では無実を訴える灰根に対して「あんたが殺したかなんてどうでもいい」と言い放ち、「自分の事務所のため」として独断で「事件当時に灰根が極度の過労と睡眠不足による心神喪失状態にあった」との主張を押し通し、強引に無罪を勝ち取っていた。
このように、いずれにおいても人物像が直接描写された分ゲーム版以上に印象の悪い人物として描かれていた。
総じてシリーズに登場した弁護士の中でも被告人の気持ちを尊重することなど微塵も考えていないという非常に身勝手且つ自己中心的な最低のキャラと言える。
関連タグ
古畑任三郎※外見などで二次制作でネタにされたことがある