概要
学名はShunosaurus lii(シュノサウルス・リイ)。
名前は「蜀のトカゲ」を意味し、「蜀」は「シュン」と読むのでシュノサウルス。
この「蜀」は三國志でお馴染みの2~3世紀頃、現在の四川省辺りにあった国である。
全長10~15m、体重3tほど。
竜脚類としては原始的なタイプで首は短く、比較的コンパクトな体型だった。
また保存状態のよい化石も多数見つかっており、頭骨が行方不明になりがちな竜脚類としては珍しく、その頭骨まできれいに残っていたという。
アンキロサウルス類と同じく尻尾の先の骨が合体したもので、細長い2対の棘がついていた。