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Miiverseの編集履歴2020/03/02 01:18:03 版
編集者:IHN-01
編集内容:内容に追記

「Miiverse」とはゲームプレイヤー同士のソーシャルネットワーク展開であり、ゲームを軸とした新しい交流の場。

任天堂と株式会社はてなの共同開発。2012年6月4日に「Nintendo Direct Pre E3」で発表された。

2017年11月に約五年に渡るサービスが終了する事を発表し、その後は投稿したお絵描き等をダウンロードできるサービスを期間限定で行う模様。

なお、終了の理由は明かされていない。

2017年11月8日午後3時にサービス終了。

どんなことができたのか?

発売されたソフトのコミュニティにおいて、そのソフトの話題・プレイ自慢・質問・ネタetc…と、書き込みが盛んであり、一部ソフトではMiiverseの書き込みを反映した形の表示が可能なものや、ソフトからMiiverseにスクリーンショット投稿する機能を持ったものもある。

ソフトからの投稿に限り、様々な絵のスタンプが用意されてお絵かき機能で使う事ができるタイトルのものが多々あった。

また、WiiUニンテンドー3DS以外からの閲覧やコメント(お絵かきには非対応)も可能であるが、ニンテンドーネットワークのアカウントが必須になっていた。

コミュニティにはスクリーンショットの投稿が基本的にできるが、一部ソフトのコミュニティではnew3DS専用(旧3DS/2DS非対応)だったり、そもそも予め投稿不可の設定にされているコミュニティも存在する。

コミュニティによってはWiiUと3DSの両方からの投稿がされているタイトルのコミュニティが存在していた。

書き込みにはネタバレ防止のためのワンクッションを置くことも可能で、ゲームソフトからだとスタンプ機能などの特殊な機能が使えるもの、専用コミュニティでのお絵描きがソフトで反映されるものもあった。

ニンテンドー3DSのみオフラインモード(機器の側面の電波送受信をオフにするモード)で3つまで書き込みの保存も可能になっており、オンライン時に保存リストから呼び出して投稿することが可能であった。

早い段階でニンテンドーSWITCHに何故かMiiverseが実装されていない事が判明したが、しばらくしてからMiiverceが終了した為に当初からSWITCHに視野に入れてなかった可能性が高い。

リニューアル

2015年7月29日午後にMiiverseの仕様が大きく変更された。本格的にゲームの話題のみを扱うソーシャルネットワークサービスを強調したものとなった。

まず、書き込み方法や分類が変更された。なお、WiiUや3DSからでないとコメント以外は書き込みできなくなった。

また、コミュニティへの一部投稿は該当するソフトの起動した状態でMiiverseを立ち上げないとできなくなるなどの措置も執られた(コメントは除く)。

プレイ日記

基本的にはこれまでとは変わらないが、ここではお絵描きが使えない。また、アルバムとしてMiiverseにスクリーンショットを記録できるようになった。

これに関してはコミュニティに該当するソフトを起動している状態、もしくは3DSならばオフライン時に保存していたものも含むものでないと投稿は不可能であった。

お絵描き

こちらはスクリーンショット添付できるが、お絵描き専用となる。コメント欄では従来通りに文字かお絵描きが選べる。こちらはソフトを起動していなくとも可能であった。

質問・情報交換

こちらも内容に合わせて別個に分割された。

なお、解決した場合は質問終了に表示を切り替えることも出来た。

書き込み回数の制限

これまでは無制限(次に書き込むまで2分待つ制限はあった)であったが、運営による変更後は一日30回までと書き込みに制限がされた(他者へのコメントも含む)。

いわゆる長々と「雑談」をする事がやりにくくなっている。ただし、ゲームソフトからのMiiverse起動での書き込みには回数制限はなかった。

自分の活動の廃止

特定のコミュニティではない書き込み(通称:自活)が廃止されプレイ日記と統合された。おそらくチャット感覚でゲームとは関係ないことで使う利用者がいたからと思われる。

Web版リニューアル

2015年10月にはWeb版がレイアウト等をリニューアルしており、広告表示がされるようになった。

まさかのスマブラ!?

スマブラ3DS/WiiUのWiiU版にある「Miiverse」ステージでは、専用の応援コミュニティから投稿したお絵描きが表示される。コミュニティは各ファイター達に個別に用意されており、応援メッセージを送ることができた。無論、Miiverseのルールの範囲でスマブラのプレイヤー達の腹筋崩壊させるネタ投稿も可能であった。

なお、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALには収録されなかった。

注意点

Miiverseは他のソーシャルネットワークサービスに比べてルールが厳しめ。

公序良俗に反する書き込みや出会い系など書き込みには特段厳しく、アカウントBANを食らう可能性が非常に高かった。

中でもフレンドコードは任天堂のゲーム機でのユーザー間のネットワーク通信においては必須ではあるが、Miiverse上での公開は(たとえ自分のであれども)固く禁じられており通報対象としても最優先で対処されていた。

そのため、フレンド機能が搭載されていない3DSではフレンドコードを直に書き込む者が相次いだため、コメント書き込み欄でそれらの禁止が薄く表示されていた。また、外部(SNS等)への誘導も固く禁じられていた。

もちろん、ゲームのスクリーンショットにフレンドコードを書き込んでの公開も通報対象になっていたが、とびだせどうぶつの森の夢の村にいける夢番地のコードはその仕様上公開は問題とはされなかった。

その一方で、何がいけないのか不明なまま書き込みが削除された例があり、基準としては不明瞭な部分もあった。

ここまで厳しいのは過去に『いつの間に交換日記』や『うごくメモ帳3D』で起きた問題が根底にあるようだ。

また、コミュニティとは無関係な雑談目的の書き込みは他のユーザーからは嫌われる傾向にあった。

また、当然ではあるが、直接的な性表現や卑猥な表現のある作品は削除対象となっていた。

…ただ、この辺りは線引きがはっきりしていない為ギリギリのラインで踏ん張って残っている作品も存在していた(公式発表はないが、ユーザーの自己申告の形で判明した例として淫夢ネタが速攻で削除されたケースがある)。

2015年7月にはアカウントに関しては悪質利用(主に荒らし)と判断され、それが発覚した場合は最終的なペナルティである本体BANが適用されると発表。

これはWiiUが複数アカウント利用できる事を悪用した輩が現れた事による処置とみられる。

なお、無差別な通報には決して応じてはおらず、きちんと審査した上で削除・アカウント停止を行っていると運営側は発表している。

2015年10月には運営からのお知らせにて犯罪予告のみならず『自殺をほのめかすような書き込み』に対しても警察に通報すると公表した。これは生命の危機に繋がりかねないゆえの処置であるという。

無論、これに対しても本心・一時の感情・冗談でもペナルティの対象となった。

また、あまりにもコミュニティとは関係ない利用が多いと判断されるとコミュニティの投稿作品のコメント機能の廃止処置がされることがある。一例としてYouTubeコミュニティが10月14日頃にコメント機能が廃止された。

要するに、マナーを守って利用すればいい。

3DSではNew3DS/new3DSLLでないとMiiverseを起動できないタイトルもある。

2016年12月までに発売された作品では(少なくとも)以下の作品が該当する。

これらが何故旧3DS/LL・2DSでソフト起動中にMiiverseが起動できないのかというと、本体のブラウザに使われるメモリ領域までソフト側が使っているため。

例外なのがスマブラ3DSでありソフト内に投稿のみの機能が存在する。スクリーンショットは一度スクリーンショット機能で撮影後に添付する形となっていた。

連携

PCやスマートフォン等からでは、自分の投稿を他のSNS・ブログ等でリンクするアドレスを埋め込むなどのMiiverseと連携する事もでき、またスクリーンショットやお絵かきも画像として抽出可能であった。

ただし、3DSはスクリーンショットが解像度の関係でWiiUのものと比べてWebでは小さく表示されていた。

サービス終了

2017年8月29日、任天堂は11月8日の15時にMiiverseのサービスを終了すると発表した。

サービス終了に伴い今後は投稿、閲覧やフレンドとのメッセージなど全ての機能が使用不可能になった。

その後、任天堂のゲーム機ではスクリーンショットをTwitterやFacebookに投稿できる方へシフトしていった。

Miiverseの後継サイト

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編集者:IHN-01
編集内容:内容に追記
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