越美北線
えつみほくせん
越美北線とは、日本の鉄道会社の1つ西日本旅客鉄道の保有する鉄道路線である。
概要
福井県の越前花堂駅から九頭竜湖駅までを結ぶ路線。
路線の総延長は52.5㎞。起点は越前花堂駅だが、運行される列車は同駅で接続する北陸本線に直通して、隣の福井駅から発着する。
種別は普通列車のみで、速達種別は無い(ただし、かつては快速が存在していた)。
本来は岐阜県の美濃太田駅までを結ぶ越美線の一部として建設されたが、計画の頓挫により岐阜県入りは叶わず、福井県の都市間輸送手段を担う路線となった。
使用車両は、JR西日本の数多くの地方路線で活躍するキハ120形気動車。登場時は白地に抹茶に近い緑の四角を配置した独特の塗装だったが、現在は一部のラッピング車両を除いて俗に“首都圏色”と呼ばれる朱色一色に塗られている。