CV:江原正士
愛車:ホンダS2000(AP1、1999年式)。
車体色:ロングビーチブルーパール
外装パーツ:MPF製フロントバンパー・マフラー、J'S RACING製ボンネット、CUSCO製リアウイング、無限製ホイール
ナンバー:土浦35 お 71-109
概要
星野好造と共に茨城県の走り屋・パープルシャドウの重鎮である。職業は医師。星野からは「城ちゃん」と呼ばれる。
高橋涼介と同じく医学を志す者であるためか、かなり知的な走りをする。完璧主義者であり、バトルの展開や次に起こることを予想し、全て計算尽くで走っている。
左手をシフトノブ、右手をステアリングホイールから離さない運転方法から峠の「ゴッドアーム」と呼ばれている。
一見走行ラインには無頓着な走りをしているように見えるが、そのこころは「タイヤさえ使い切ればどんな走行ラインでもタイムは同じ」というタイヤの使い方を重視したもので、ドリフトでもグリップでもない両方の中間で走る。そのためコーナーで毎回違うライン取りをしながらもほとんどタイムを揃えられる(と説明されている)。この神業とも呼ばれる走り方を彼は20年以上続けている。
劇中の活躍
以下ネタバレ注意
藤原拓海とのダウンヒルバトルでは、持ち前のハイテクニックを駆使して拓海を追い詰め、後追いの7本目でついに追い抜きに成功するが、終盤で変形溝落としとブラインドアタックの合わせ技を使った拓海に抜き返される。その際自身のワンハンドステアを崩されたことによって後追いでの勝負を避け、先行逃げ切りの勝ち方に切り替えた。
最後に全力走行を見せ、これまでどんな相手にも後追いで離されることはなかった拓海が、変形溝落としを使用してもなお引き離されるほどの速さを見せ付けた。拓海は溝落としのしすぎで足回りを破損し必敗となったが、城島は最後の最後で持久戦による疲れと数日続いた猛暑による体調悪化で吐気を催し、クルマを停止させて道路脇で嘔吐し、敗北してしまった。
ちなみに車内で吐き散らしながらゆっくり走って勝つこともできたようだが、「みんなが喜んで駆け寄ってきた時、全身ゲロまみれで降りてくるのは分別ある大人としていただけないと思った」という理由でできなかった。
拓海はバトルのあと城島の走り方を隣で見て学び、さらなる成長を遂げることになる。