概要
スズキ目ニザダイ亜目ニザダイ科に属する海水魚。体は長楕円形で、強く側扁する。口は小さく、やや突き出る。体は一様に暗灰色であるが、尾柄に 4~5個の硬い楯状の黒色骨質板がある。尾柄に鋭い棘を持っているのがニザダイの仲間の特徴。
珊瑚礁域や岩礁域の浅海に生息する魚種で、特にインド洋・太平洋域に多くの種類が見られる。美しい色彩の者も多く、これらは観賞魚として人気で水族館等でもよく飼育されている。
食用としては刺身やフライ、煮物など様々な調理法で美味しく頂けるが、夏場など水温が高くなる時期は肉の臭みが強くなるので、臭いが気になる人は冬場に食べるのがオススメ。