黄金仮面

おうごんかめん

特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」の登場怪人の１人

概要

巨大な大釜をブーメランのように使いゴレンジャーを苦しめた仮面怪人一号。

海城剛の兄が分隊長を務め、海白本人も加わっていたイーグル関東支部を全滅させた張本人でもある。

また江戸川乱歩による小説作品のタイトル、及び作中に登場する怪人物の名称でもある。怪人二十面相に較べ登場作品は少ないが、明智小五郎の好敵手。

もともとは某あの人が名乗って日本に現れたが痛み分けとなった。この作品面が上記小説。

そして他のお話でそのくだりをもとにした劇に乗じて二十面相が変装したりもしている。

ニコニコ笑顔の黄金の仮面というインパクトからポプラ社旧版の背表紙に採用されたためある年代以上の読者にとっては少年探偵団といえばまっさきに思い浮かべるイメージかも知れない。

残忍な性格をしており、本編では黒十字軍の先兵として出陣すると幼稚園バスを襲撃して園児たちを人質にとり、日本火薬工場を占拠すると、奪った大量の火薬と共に倉庫に閉じ込めた園児たちをバス諸共爆破しようと目論む。

その使命は世界中の火薬庫を爆破して街という街を焼き尽くし、破壊し尽くされた地上に黒い十字架を打ち立てることである。

ゴレンジャーとの対決で敗れそうになったため撤退を謀るも、最後は『ゴレンジャーストーム』を受け爆死した。