CV:森川智之
概要
クルシス及びディザイアンと敵対するレネゲードのリーダーであるハーフエルフの男性。
ロイドたちとも敵対していたが、後にミトス以来の召喚士であるしいなの力が必要になった為、利害の一致から協力関係になった。
その正体はクルシス四大天使のひとりであり、4000年前の古代大戦の四英雄のひとり。同じく四大天使であるミトス・ユグドラシルやクラトス・アウリオンとは古代大戦を終結させた仲間であり、またマーテル教の女神とされているミトスの姉マーテルとは恋人同士だった。
自信家で皮肉屋。一方で、ドジッ子として有名でサブイベントでロイド達と出会った際は、落とした婚約指輪を探しているところだった。また詰めの甘さもあるものの、800年に渡りレネゲードを率いてクルシスと敵対していた手腕は紛れもないものである。
4000年前はシルヴァラント軍に所属しており、ハーフエルフが迫害される現状を打開するために奔走するミトスとマーテルの挫折を見届ける為に同行するようになったが、旅の中で彼らの理想に感化されるようになり、マーテルとは恋仲にまで発展する。
しかしミトスが世界をふたつに分けて大戦を終結させ、大樹カーラーンの種子である「大いなる実り」を発芽させてマナを供給しようとするも、マーテルは「大いなる実り」の独占を狙った人間たちに殺害され、その精神は「大いなる実り」に取り込まれてしまった。
ミトスは姉を失った悲しみと人間たちへの憎しみから世界を支配する独裁者に成り果て、クルシスを創りマーテルの遺言を歪めて捉えてマーテルを復活させようとしていたが、ユアンはマーテルの望みではないとしクルシスを密かに裏切っていた。作中のユアンの行動は、すべてはマーテルの望みを叶える為、また4000年間精神だけの存在で「大いなる実り」に囚われているマーテルに永遠の眠りを与えて解放する為である。
ミトスとロイドたちとの戦いが終わった後、クラトスはデリスカーラーンと共に果てなき旅に出たのに対し、ユアンは地上に残り新たに生まれた大樹と大樹の精霊マーテル(ミトスの姉マーテルと歴代の神子たちが融合し、人形のタバサに宿った存在)を守る守人になった。
フルネームは『ラタトスクの騎士』で判明した。
戦闘では自身の身の丈を超えるダブルセイバーを振るい、インディグネイション等の雷系術技を使用する。
外伝作品出演
2020年3月のシンフォニア単独の古代英雄イベントでマーテルと共に参戦。古代英雄が遂に揃う。
キャラクターの組み分けは『シンフォニア』であるが、ティル・ナ・ノーグに具現化されたのは『ラタトスクの騎士』の時代のユアン。その為ユアンにとっては『シンフォニア』での戦いは既に過ぎ去った過去のものであり、死んだ筈のミトスとマーテル、もう二度と会えない筈のクラトスとの再会に心の折り合いが付かず、戸惑いを隠せないでいた。
後に現状を受け入れティル・ナ・ノーグの住民として改めて生きることを決め、もう二度と話すことはできないと思っていたかつての仲間たちとの交流を心から喜んでいた。
本作で、爆雷球、狩雷牙、ライトニングブラスター、ダブル・ライトニング、業爆雷陣を新術技として習得。
魔鏡技は、「天翔雷斬撃」「雷神荒閃慟」。