概要
cv:田中允貴(『1』 - 『4』)/小原雅人(『極』)
『1』から登場した警視庁刑事部捜査第一課の課長(階級は警視正)で、かつての伊達真の部下。冷静沈着な性格とエリート然とした容貌だが、確かな正義感と強い意志の持ち主である。伊達に事件の捜査を依頼し、神宮京平の圧力を受けた警視庁上層部より伊達の行動を監視するように命令されていたが、最後は伊達を信じて和解する。終盤では神宮のマネーロンダリング事件を伊達と共に解明した。
『2』では前作で上層部の命令を無視したために組織犯罪対策第四課課長へと飛ばされてしまうが、後に大阪に渡った桐生一馬の身辺保護を別所に依頼する。
『3』では冒頭にのみ登場し、近江連合との抗争終結後に警察の上層部が倉橋の不祥事を隠すために自身が昇進させられることが決定して念願の一課に戻ることを伊達に明かす。
『4』では杉内の身柄を拘束するために陣頭指揮を執るが、発砲命令を出すことを躊躇って杉内の逃走を許してしまう。その後、最終決戦の際には伊達に無理矢理従わされ、宗像征四郎の汚職を暴露する号外記事をばらまいた。
上記の活躍と警察官としての有能さから伊達の相棒として彼を思い浮かぶファンも多く、以降の作品で彼が登場しなかったのを惜しむ声が多い。特に『6』で登場した伊達の後輩刑事『本庄次郎』が融通が利かない性格の持ち主である事からファンから無能及び馬鹿と評価されている事も要因である。