「シャミ先とは余のことか?」(※アニメ第7話から)
この記事はコミックス五巻までのネタバレ内容を含んでいます
CV:高橋未奈美
概要
吉田優子(シャミ子)の先祖に当たる魔族の女性。シャミ子の先祖ということであだ名は「シャミ先(しゃみせん)」。古代から小さな像に封印されていたが現代になり子孫のシャミ子が魔族として先祖帰り的に覚醒したのをきっかけに活動を活性化させた。
外見的にはシャミ子より幾分か年上といったところだが、その実数千年ほど封印され、なおかつその間もある程度の意識は保っていたことなどから見かけより遥かに長い時間を過ごしてきた。かなりノリがいい上に言動は尊大、自分の目的や野望に正直で場合によっては悪どい手段やズルをしたりすることも厭わない……のだが、子孫同様悪ぶることこそあってもなんだかんだで悪に徹することができない善良な人物であり、一応は敵対関係にある魔法少女たちなどとも比較的良好な関係を築いている。長年の経験と知識もあって意外と博識なところもある。一家の大黒柱にして直接の血縁が無い吉田清子からは若干雑に扱われながらも優子たちを共に支える、吉田家のおばあちゃん的存在。
なお背は低くとも胸はご立派に成長しているシャミ子とは異なり、谷間すらない絶壁ボディー。
能力
魔族としてはいわゆる「夢魔」の類いで他者の夢や深層心理に侵入・介入する能力を持つ。また像状態では近くに置かれた物を「お供え」として本体の存在する封印空間内に出現させるといったこともできるがこの能力に関しては半ば自動的なものらしく、誤って生ゴミの近くに像が置かれたせいでゴミが「お供え物」として封印空間内に出現してしまい彼女が悪臭に悶え苦しむ描写などもある。
封印が一部解除されてからは像を介して現実空間に声を届けることもできるようになった他、小型のよりしろ人形を利用しある程度の現実世界での単独活動などもできるようになった。
その後、等身大のよりしろによって現実世界に復活したが、7日程度の寿命で虫のような力しかないセミまぞくになってしまう。本来なら7日経てばよりしろが溶けて再び像に封印されるはずだったが、とある事件によって奥奥多魔の社に封印されていた蛟の力で現実世界に留まり、蛟が再び現実世界に戻るまで1日9kgのゴミ拾いをしなければいけなくなってしまった。