CV:龍田直樹
概要
「神羅カンパニー」の宇宙開発部門を統括する人物。
年の割には丸々と太った肥満体であり、「ラードが入っていない紅茶など、お湯と変わらない」とボヤくほどの極度の甘党(当然、砂糖も大量に入っているらしい)。
宇宙開発部門は元々資源を他の星に探しに行くために設立されており、かつてはかなり投資されていた。
ロケット村が宇宙開発部門の中心地であったものの、ロケット発射計画が失敗し、魔晄が発見されて神羅がそちらに注力するようになって以降は斜陽産業となり、パルマーの発言権も低いままとなっている。
彼自身も年齢不相応なほどに幼稚な言動が目立ち、指導者としての能力はほぼ皆無。
実際、職務の関係上もあってシドとは旧知の仲らしいが、シドには馬鹿にされており、他の上役達からも露骨なほど相手にされていない。
というか肝心の宇宙開発に関する知識があるのかも怪しいところである。
一応、公式小説によれば、プレジデントに対して「敵は宇宙からやってくる」と訴えていたらしいのだが、それがジェノバによるものなのか、はたまた別の脅威なのか、よく解らないままである。
クラウド達と神羅ビルで会った後、タイニーブロンコを手に入れる為にロケット村で再登場し、クラウド達とバトルになる。
この時、バトルで使用する武器は魔法銃なのだが、どうやら攻撃する度にMPを消費するタイプであるようで、MP切れさせた上にワザとヘイストを掛けると、ダンスを踊っているように見えるともっぱらの評判。なお、スロウを掛けてもこれはこれで面白い。
バトルで撃破すると、逃げようと背を向けたところを自社のトラックにはねられてしまう(メイン画像)。
その事故で死亡したと思われたものの、後のロケット発射イベントで音声のみ登場し、一応生存していることが判明する。
プレジデント神羅やそのほかの悪役として登場した神羅上役の面々のうちで、ACで生存が判明したルーファウスを除けば唯一生き延びた人物ではあるが、そのACでは一切登場せず、その後の消息がどうなったのかは不明なままである。
リメイク版では、蜜蜂の館の客室の一つを覗くと、ハニーガールを虫取網を持ちながら追いかけっこをしている姿が確認できる。
また、神羅ビルで廊下を歩くセフィロスの姿を目撃してしまい、重役会議でプレジデントや他の重役達に訴えるものの、やはりまともに相手にされていなかった。