概要
レイダーキラーとは、ロックマンX2に登場する中ボスである。
8ボスの一体であるマグネ・ヒャクレッガーのステージ待ち受ける2体の中ボスのうちの一体。
ステージに登場するサーチカーソルにエックスが触れる度に、最大4段階まで強化されるという特徴を持つ。
カーソルに捕まらなければ最弱の第一形態との戦いになるのだが、一体目の中ボス撃破後、サーチライトに触れて警報が鳴れば鳴るほどセキュリティシステム(上から落ちてくるブロック)の妨害が激しくなるため、回避が難しくなる。
最大まで強化されると全ロックマンXシリーズの中でも強めの中ボスとなる。
更に壁が基本的に安全地帯なのだが、中ボス部屋の左右の壁が高めになっているため、焦ると壁蹴りを失敗しやすい。
ライフは8ボスと同じ32ポイントで、短めながら無敵時間もある。チャージショットで2ダメージ、それ以外のセミチャージ、ノーマルショットはダッシュ撃ちも1ダメージ。
弱点武器はラッシングバーナーで、通常弾は3、チャージ版は6。
上記の通り耐久面は8ボスに迫るものがあり、最大まで強化させると歯応えのある戦いが楽しめる。
因みに一体目に登場するワイヤーフレームの剣型の敵「チョップレジスター」も弱点武器(ストライクチェーンかスクラップシュート)無しだとそれなりに硬いため、ボスに辿り着くまでのステージ通しての難易度は高めとなっている。
その分、敵からのライフエネルギーは比較的出やすくなっていたりもするのだが。
ストライクチェーンだけでも持ってくるとこのステージの攻略難易度は大幅に下がる。
サブタンク回収や、ヒャクレッガーへのサブ弱点としても有効。
使用技
一つ進化する毎に一つ技が追加され、全ての技を織り交ぜて使用してくる。
壁に捕まる時は垂直ジャンプでエックスの頭がギリギリ触れるくらいでジャンプボタンを連打するといい。
大ジャンプ&3WAYレーザー
全ての形態で使用。
ゆったりとしていて回避は難しくない。
下段ショット
全ての形態で使用。
難なくジャンプでかわせる高さ。
第一形態(緑)は延々この2つの攻撃を繰り返すだけなので弱い。
上段ショット
第二形態(青)から使用。
モーションの速さは下段ショットと一緒でジャンプではややかわしにくい高さとなっている(かわせるが)。
ダッシュで下をくぐる事が出来る。
低空ジャンプ
第三形態(赤緑)から使用。
大ジャンプよりは素早くノーモーションでジャンプ&踏み潰してくる。
反応してダッシュで下を潜るか壁の上で待機。
バリア
最終形態(青紫)のみ使用。
正面からの攻撃を無力化するバリアを貼り、それを飛ばしてくる。
ジャンプで飛び越せないので壁に逃げるしかないのだが、前述の通り落ち着いて壁蹴りしないと被弾してしまう。
ただし隙も大きいのでうまく明後日の方向に誘って背後に回れば攻撃チャンスにもなる。
漫画版では
ヒャクレッガーがエックスを倒す為に差し向けた切り札的存在として登場。
女性型レプリロイド・シルキーに変装したヒャクレッガーがコンピュータールームでエックスの戦闘能力を分析しており、徹底的に分析されたデータを搭載した上でエックスに差し向けられた。
ボスのヒャクレッガー同様、ゲーム版に比べてかなり凶悪になっており、なんと途中までエックスの攻撃パターンを完全に読んで完封している。
そもそもゲーム版のようにサーチカーソルを回避したりも出来ない様で、当然最大まで強化された状態でのバトルで、ゲーム同様強力なバリアなど多彩な攻撃手段でエックスを苦しめる。
しかし所詮は思考能力のないメカニロイドであり、最後はエックスの脳内に直接話しかけてきたマザーコンピューターの「データにない行動をするしかない」という助言からヒントを得たエックスの自分で自分を攻撃する(ただしバスターは最低出力)という奇策の前にCPUが混乱して暴走。
隙が生じた所を撃ち抜かれ破壊された。
『理解・不・Noーーーーーっ!!』